EU、ヨルダン川西岸の入植者制裁で政治合意 ハマス関係者にも追加措置
欧州連合(EU)は11日に開いた外相理事会で、占領下ヨルダン川西岸での暴力への関与が指摘されるイスラエル人入植者らへの追加制裁で政治合意した。同じ会合では、ハマス関係者への追加制裁でも合意した。複数の主要メディアによると、数カ月にわたり停滞していた対入植者制裁は、ハンガリーでペーテル・マジャル氏率いる新政権が発足し、前政権下の反対が外れたことで前進した。
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欧州連合(EU)は11日に開いた外相理事会で、占領下ヨルダン川西岸での暴力への関与が指摘されるイスラエル人入植者らへの追加制裁で政治合意した。同じ会合では、ハマス関係者への追加制裁でも合意した。複数の主要メディアによると、数カ月にわたり停滞していた対入植者制裁は、ハンガリーでペーテル・マジャル氏率いる新政権が発足し、前政権下の反対が外れたことで前進した。
ハンガリーで2026年5月9日、ティサ党のペーテル・マジャル氏が首相に就任した。4月12日の議会総選挙でティサ党がビクトル・オルバン前首相率いるフィデス・KDNP連合を破り、2010年以来16年続いたオルバン政権は終わった。
2026年4月12日のハンガリー総選挙で勝利したTISZA党のペーテル・マジャル氏が、損傷したドルジバ・パイプラインの復旧後に、ウクライナへ石油輸送の再開を求めるとともに、ロシアにも同ルート向けの供給再開を求めた。石油輸送の停止が続く中、総選挙の勝者が再開にはウクライナ側とロシア側の双方の対応が必要だとの立場を公に示した形だ。
ハンガリー総選挙で勝利したティサ党のペーテル・マジャル氏は13日、ブダペストで記者会見し、EUの対ウクライナ900億ユーロ融資について、ハンガリーの適用除外を維持しつつ、案件そのものを止める考えは示さなかった。AP通信やユーロニュースが報じた。
ハンガリーで12日の議会選挙に勝利したティサ党のペーテル・マジャル党首は13日、新議会の早期招集と5月5日にも首相職を引き継ぐ意向を示し、政権移行を急ぐ考えを示した。約16年続いたオルバン政権が敗北を認めた直後から、法の支配の回復や汚職対策、政府機構の見直しを柱に据えた新政権の初動が具体化している。
ハンガリーで12日に行われた議会選挙で、ペーテル・マジャル氏が率いる新興野党ティサが199議席中138議席前後を確保する見通しとなり、AP通信やアクシオスはヴィクトル・オルバン首相が敗北を受け入れたと伝えた。フィデスは55議席前後にとどまる見立てで、2010年以降続いたオルバン体制は大きな転機を迎えている。