エジプト、サウジ防衛への支援方針を決定 軍派遣巡る議会採決は延期、19日も審議

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エジプト大統領府は2026年10月18日(現地時間)、サウジアラビアの安全と安定を守るため、必要かつ可能なあらゆる支援を提供する方針を発表した。シシ大統領は、サウジ側から要請があった場合の防衛支援について議会に承認を求めたが、18日の採決は見送られた。議会は19日も審議を続ける予定だ。

国家防衛評議会が支援方針を決定

支援方針は、シシ大統領が18日午前にカイロのイッティハーディーヤ宮殿で主宰した国家防衛評議会の会合後に発表された。

大統領府の声明によると、評議会はサウジアラビアへの全面的な連帯を表明し、同国の安全と安定、国家の資源、領土保全、イスラム教の聖地を守るために支援する方針を決めた。地域の緊張緩和に向け、政治・外交努力を継続・強化することも掲げた。

背景には、イエメンでの戦闘激化がある。ロイターによると、国際的に承認されたイエメン政府を支援するサウジ主導連合と、首都サヌアや北部の大半を支配するフーシ派との戦闘が、ここ数週間で激しくなっている。フーシ派はサウジ国内の空港や石油関連施設への攻撃も強めている。

軍の国外派遣には議会の3分の2の承認が必要

エジプト憲法第152条は、国外での戦闘任務に軍を派遣する場合、国家防衛評議会への諮問と、議会議員の3分の2の賛成を必要としている。

シシ大統領は17日の演説で、サウジから要請があれば防衛のために行動する考えを示し、議会の緊急招集を求めた。

大統領府の18日の声明には、具体的な部隊派遣への明示的な言及はない。一方、The Nationalによると、モスタファ・バクリ議員はXへの投稿で、国家防衛評議会が防衛任務での部隊派遣を承認したと説明した。

ロイターとAFPによると、18日に予定されていた議会採決は延期された。議員らは19日も審議を続けるとしており、軍事支援の具体的な内容や部隊派遣の実施は確定していない。

参考・出典

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