ウェルビーイング

心と体、働き方、生き方を切り口に、政治・経済・テクノロジー・社会制度が 私たちのウェルビーイングにどう関わっているのかを整理します。
医療、メンタルヘルス、労働環境、テクノロジーの進化などを通じて、ウェルビーイングを、社会構造として捉えるためのカテゴリです。

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住友ファーマ、iPS網膜シート「DSP-3077」を米国で初移植 網膜色素変性の12例治験

住友ファーマ、iPS網膜シート「DSP-3077」を米国で初移植 網膜色素変性の12例治験

住友ファーマは2026年8月13日、米国子会社Sumitomo Pharma America(SMPA)が、網膜色素変性患者を対象とする他家iPS細胞由来網膜シート「DSP-3077」のフェーズ1/2試験で、最初の被験者への移植を実施したと発表した。SMPAは12日(米国時間)に第1例の移植を公表しており、12人を予定する試験が患者への移植段階に入った。

遺伝子改変ブタの腎臓を人へ移植、北海道大病院と湘南鎌倉総合病院で治験準備進む

遺伝子改変ブタの腎臓を人へ移植、北海道大病院と湘南鎌倉総合病院で治験準備進む

ポル・メド・テックは6月29日、遺伝子改変ブタの腎臓を重度腎不全患者に移植する国内初の企業治験に向け、北海道大学と徳洲会と基本合意したと発表した。2028年の臨床試験開始を目標に、北海道大学病院と湘南鎌倉総合病院で準備を進める。異種移植は異なる種の間で臓器などを移す医療で、今回はブタからヒトへの腎移植となる。

兵庫医科大、花粉症発症には鼻粘膜のTh2再活性化も必要とする研究成果

兵庫医科大、花粉症発症には鼻粘膜のTh2再活性化も必要とする研究成果

兵庫医科大学医学部免疫学の中井琢也大学院生、手束祥彩大学院生、黒田悦史主任教授、松下一史講師らの研究チームは、マウスモデルを使い、花粉症などを含むアレルギー性鼻炎の発症にはアレルゲン特異的IgE抗体だけでなく、鼻粘膜でTh2細胞が再活性化されることも必要だと示した。同大学は、研究成果が5月25日に学術誌「Mucosal Immunology」に掲載されたと6月4日に公表した。

承認済みワクチンがないエボラ株、国際機関が供給準備の情報提供要請を開始

承認済みワクチンがないエボラ株、国際機関が供給準備の情報提供要請を開始

Gaviは2026年5月29日、進行中のブンディブギョ・エボラウイルス流行への対応として最大5000万ドルを拠出すると発表していた。このうち最大4000万ドルをワクチンへのアクセス加速に、さらに最大1000万ドルを流行対応や影響国の定期予防接種の保護支援に充てる。今回のEOIは、この資金表明を具体的な供給準備へ移す次の措置に当たる。

理研など、腸の制御性T細胞を体内で増やす経路をマウス実験で確認 Thetis細胞に着目

理研など、腸の制御性T細胞を体内で増やす経路をマウス実験で確認 Thetis細胞に着目

理化学研究所と東京医科大学などの研究チームは2026年6月19日、腸管で免疫の過剰反応を抑える制御性T細胞を、体内で増やす仕組みをマウスで示したと発表した。制御性T細胞を直接補うのではなく、その分化を促す抗原提示細胞側を調節する点が焦点となる。炎症性疾患や食物アレルギーなどの理解につながる成果として期待される。

サンバイオ、アクーゴ脳内移植用注を販売開始 薬価収載経て外傷性脳損傷後の運動麻痺が対象

サンバイオ、アクーゴ脳内移植用注を販売開始 薬価収載経て外傷性脳損傷後の運動麻痺が対象

サンバイオは2026年5月21日、再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」(一般名・バンデフィテムセル)の販売を開始した。対象は外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺の改善で、5月20日の薬価基準収載を経て、公的医療保険の枠組みで使われる製品として上市段階に入った。

帝京大学発ニパウイルスワクチン、ベルギーで第1相臨床試験を開始 初回投与も実施

帝京大学発ニパウイルスワクチン、ベルギーで第1相臨床試験を開始 初回投与も実施

帝京大学は2026年6月15日、米田美佐子特任教授らの国際共同チームが開発した日本発のニパウイルスワクチンについて、ベルギーで第1相臨床試験を開始したと公表した。同日、最初の被験者への投与も実施した。致死率の高い新興感染症への備えとして、国内発のワクチン候補がヒトでの初期評価に進んだ。

モデルナのmRNAインフルワクチン、FDA諮問委が50歳以上で推奨判断示す

モデルナのmRNAインフルワクチン、FDA諮問委が50歳以上で推奨判断示す

主要報道によると、米食品医薬品局(FDA)の外部専門家で構成する諮問委員会は米東部時間18日、モデルナのmRNAインフルエンザワクチン「MFLUSIVA」について、50歳以上への使用を推奨した。利益がリスクを上回るとの判断で、承認可否はFDAが8月5日までに判断する見通しだ。

NEDOなど10者、医療業務支援向け日本語LLMを開発 専門医試験型で正答率90.8%

NEDOなど10者、医療業務支援向け日本語LLMを開発 専門医試験型で正答率90.8%

NEDO、さくらインターネット、東京大学など連名10者は5月28日、医療業務支援向けの日本語大規模言語モデル(LLM)を開発したと発表した。医療機関のオンプレミス環境や、医療機関が管理する国内クラウドなど、患者情報を安全に扱える環境での運用を想定した医療特化型モデルで、主要商用LLMに迫る性能と安全性検証の結果を併せて示した。

動物モデル由来の視機能回復研究、ER-100で初のヒト安全性評価試験が開始

動物モデル由来の視機能回復研究、ER-100で初のヒト安全性評価試験が開始

Life Biosciencesは米国発表日6月9日、視神経障害を対象とする治験薬ER-100の第1相試験で、最初の被験者への投与を開始したと発表した。対象には開放隅角緑内障(OAG)と非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)が含まれる。動物実験などの前臨床段階から、人で安全性と忍容性を確かめる臨床段階へ進んだことが今回の焦点だ。

厚労省、オンコリスのテロメライシン注を承認 食道がん局所治療に新選択肢

厚労省、オンコリスのテロメライシン注を承認 食道がん局所治療に新選択肢

厚生労働省は2026年6月8日付で、オンコリスバイオファーマの再生医療等製品「テロメライシン注」(一般名スラタデノツレブ)を、根治切除および化学放射線療法の適応とならない食道がん向けに製造販売承認した。5月21日に厚労省の薬事審議会再生医療等製品・生物由来技術部会が了承していた案件で、通常承認として正式に承認された。

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