遺伝子改変ブタの腎臓を人へ移植、北海道大病院と湘南鎌倉総合病院で治験準備進む
国内初の異種移植治験として、遺伝子改変したブタの腎臓を腎不全患者へ移植する計画が2028年にも北海道大病院と湘南鎌倉総合病院で始動。ブタからヒトへの腎移植で、拒絶反応や血液凝固を抑え、ドナー不足の新たな選択肢を探る。
心と体、働き方、生き方を切り口に、政治・経済・テクノロジー・社会制度が 私たちのウェルビーイングにどう関わっているのかを整理します。
医療、メンタルヘルス、労働環境、テクノロジーの進化などを通じて、ウェルビーイングを、社会構造として捉えるためのカテゴリです。
国内初の異種移植治験として、遺伝子改変したブタの腎臓を腎不全患者へ移植する計画が2028年にも北海道大病院と湘南鎌倉総合病院で始動。ブタからヒトへの腎移植で、拒絶反応や血液凝固を抑え、ドナー不足の新たな選択肢を探る。
兵庫医科大学の研究チームが、花粉症などのアレルギー性鼻炎にはアレルゲン特異的IgE抗体だけでなく、鼻粘膜でTh2細胞が再活性化されることが必要と解明した。成果はMucosal Immunologyに掲載された。
ユニセフとGaviは、ブンディブギョ・エボラウイルス病ワクチンの開発・供給に向け、開発者や製造業者へ情報提供を求めるEOIを開始。承認済みワクチンがない中、将来の供給確保へ候補製品と製造能力を把握する実務段階に入った。
理化学研究所などの研究チームが、腸内で過剰な免疫反応を抑える制御性T細胞を体内で増やす仕組みをマウスで解明。外から細胞を補うのではなく上流の免疫細胞を調節し、食物アレルギーや炎症性腸疾患の理解に期待が高まる。
サンバイオは再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」(バンデフィテムセル)の販売を開始。外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺改善を対象に、薬価基準収載後の保険適用製品として上市した。
帝京大学は、米田美佐子特任教授らの国際共同チームが開発した日本発のニパウイルスワクチンについて、ベルギーで第1相臨床試験を開始し、最初の被験者への投与も実施した。致死率の高い新興感染症への備えとして注目される。
FDAの諮問委員会は、モデルナのmRNAインフルエンザワクチン「MFLUSIVA」について、50歳以上では利益がリスクを上回るとして推奨。最終承認はFDAが判断する。
NEDO、さくらインターネット、東京大学など10者は5月28日、医療業務支援向け日本語LLMを開発したと発表。院内サーバーや国内クラウドで患者情報を安全に扱える医療特化型モデルで、商用LLMに近い性能も確認した。
Life Biosciencesは視神経障害治療薬ER-100の第1相試験で初回投与を開始。開放隅角緑内障(OAG)やNAIONを対象に、安全性確認へ進んだ。
厚生労働省は2026年6月8日付で、オンコリスバイオファーマの再生医療等製品「テロメライシン注」(一般名スラタデノツレブ)を、根治切除および化学放射線療法の適応とならない食道がん向けに製造販売承認した。
ケンブリッジ大学などが、AIで設計した汎サルベコウイルス・ワクチン候補「pEVAC-PS」の第1相臨床試験で、安全性に大きな懸念はなく初期の免疫応答を確認。Journal of Infection掲載。
大阪大学の研究チームは、心筋梗塞後の心不全に対し、回復に関わる5種類の遺伝子をmRNAで同時送達する治療設計を開発。マウスで心機能と生存率の改善を確認し、2026年5月23日にSmall Scienceへ公開された。
Google系研究者が、500万人超のウェアラブルセンサー信号で事前学習した健康向け基盤モデル「SensorFM」を公開。心血管、睡眠、メンタルヘルスなど35の健康予測タスクで有効性を示した。
徳島大の西庄俊彦准教授らが、悪性骨・軟部腫瘍に青色LED光を使う新治療法を研究開発中。腫瘍を小さくして切除範囲を抑え、腕や脚の機能温存を目指す。
東京大学は、ベバシズマブ発現型がん治療用ヘルペスウイルス「T-BV」を用いた医師主導の第I相臨床試験を開始。再発・再増大したグレード4悪性神経膠腫を対象に、腫瘍内反復投与の安全性を評価する。
厚生労働省の部会は、オンコリスバイオファーマの食道がん治療薬「テロメライシン注」の製造販売を了承。ウイルスでがん細胞を壊す腫瘍溶解ウイルス治療薬で、世界初の食道がん向けウイルス治療薬とされる。
コンゴ民主共和国東部でエボラ病の感染疑い例が900件超に拡大。WHOはブンディブギョウイルスによる流行を国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)と判断した。
コンゴ民主共和国東部イトゥリ州ブニア近郊の病院で、エボラ隔離・治療用テントなどが群衆に放火された。感染疑いの男性遺体の引き渡しを巡る対立が発端となった。
SMBCグループ、富士通、ソフトバンクの3社は、健康・医療分野で業務提携の基本合意書を締結。国産ヘルスケア基盤を構築し、健康寿命の延伸や医療機関の経営効率化、医療費抑制を目指す。
東京科学大などの研究で、潰瘍性大腸炎の大腸上皮にみられるパネート細胞化生が、IL-22とREG3Aを介して粘膜の創傷治癒を促す修復機構であることが示された。