日立レール、HMAXを鉄道システム全体へ拡張 約2500編成導入、運行管理までデータ統合

日立レール、HMAXを鉄道システム全体へ拡張 約2500編成導入、運行管理までデータ統合

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日立レールは2026年9月22日(現地時間)、ベルリンで、鉄道向けデジタル資産管理基盤HMAXのソリューションを車両、信号、インフラ、運行へ横断展開する「Enhanced by HMAX」を開始した。保守と運行の両部門が同じ設備状態データを使い、障害対応や保守判断を支援する。2027年以降に受注するすべての新造車両へ独自のHMAXセンサー技術を標準搭載する方針も示した。

保守と運行で設備の状態を共有

HMAX for Railは、列車、信号システム、インフラから得られるデータを統合・標準化し、一元的に管理するデジタル資産管理プラットフォームだ。2024年のInnoTransで発表され、当初から列車、信号、インフラを対象としてきた。今回の「Enhanced by HMAX」では、運行管理まで含めて鉄道システム全体でデータを活用する形へ展開を広げる。

日立レールによると、運行部門と保守部門が同じ設備の健全性データを利用できるようにする。リアルタイムデータを継続的に分析し、優先順位を付けることで、障害への迅速な対応と保守作業の判断・指示を支援する。NVIDIAなどのパートナーによるエッジでのリアルタイム処理も活用する。

共同通信によると、日立製作所はAIを活用して鉄道の運行・保守を一括支援するサービスを本格展開する。車両のセンサーで走行中にデータを集め、設備の異常を予測して運休や遅延の抑制につなげるとしている。これは期待される効果で、抑制を実現した実績として示されたものではない。

約2500編成に導入、既存受注で拡大へ

日立レールによると、HMAXセンサー技術は発表時点で約2500編成に導入済みで、既存の受注案件を含め、今後数年間で約3500編成まで増える見通しだ。

2027年以降に受注するすべての新造車両にはHMAXセンサー技術を標準搭載する方針で、車両単体の状態監視にとどまらず、鉄道システム全体の運行・保守連携を強化する。

参考・出典

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