高市首相に頼総統が祝辞、自民勝利でインド太平洋の平和協力
台湾の頼清徳総統は8日、日本の衆議院選挙で与党が勝利したことを受け、高市早苗首相に祝意を伝えた。地域の課題への対応や、インド太平洋の平和と繁栄を進めるうえでの連携に期待を示した。
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台湾の頼清徳総統は8日、日本の衆議院選挙で与党が勝利したことを受け、高市早苗首相に祝意を伝えた。地域の課題への対応や、インド太平洋の平和と繁栄を進めるうえでの連携に期待を示した。
台湾外交部は2026年1月2日、対外関係に関する世論調査を公表した。日本への好感が中国を上回ると答えた人は72.5%で、日本の高市早苗首相が国会で「台湾有事は存立危機事態に当たり得る」と述べたことへの支持も67.9%だった。調査は2025年12月20〜26日に全土で実施し、有効回答は1639人だった。
台湾の行政トップが、日本の首相の一言に公然と感情を重ねた。12月5日、卓栄泰行政院長は、高市早苗首相が先月、強い圧力の中でも台湾海峡の平和と安定の重要性を語ったことについて「非常に心を動かされた」と述べた。緊張が続く地域で、このやり取りは日台双方にどんな意味を持つのか。
記者団の前で足を止めた高市早苗首相は、険しい表情を保ちながらも言葉を選ぶように語った。台湾をめぐり中国との緊張が続くなかでも、「建設的で安定した関係を築きたい」と強調し、日本政府の台湾に関する立場は変わっていないと念を押した。発言があったのは2025年11月21日、主要20か国・地域首脳会議に向けて出発する直前の羽田空港だった。
韓国・慶州でのAPEC首脳会議の余韻が残るなか、台湾代表の林信義氏が2025年11月3日、台北で口を開いた。会期中に高市早苗首相と面会したことへの中国の批判に対し、「ごく普通のこと」と一蹴。握手の一枚をめぐる波紋は、日台中の距離感を静かに映し出している。
超党派の国会議員でつくる「日華議員懇談会」の古屋圭司会長らが、台湾の建国記念日にあたる双十節の2025年10月10日に合わせた訪台を進めている。頼清徳総統との会談が調整されるなか、価値観を軸にした日台の結び直しを示す動きであり、中国の反発を招く可能性もにじむ局面である。
北京の会見場に集まった記者のペン先が一斉に止まったのは、2025年9月26日 20時ことだ。中国外務省の郭嘉昆副報道局長が、日本の麻生太郎・自民党最高顧問による「台湾は国だ」との認識に強く反発し、外交ルートを通じた厳正な抗議を明言した。台湾をめぐる言葉の選び方が、日中関係の芯を揺らす局面が続いていると映る。