自民・維新、合意へ最終詰めに、臨時国会序盤の空気左右
夜の永田町、会談室の卓上に置かれた紙束が何度もめくられ、静かな息づかいだけが残る。自民党と日本維新の会による連立協議が詰めの局面に入った。政府は2025年10月15日に臨時国会の召集を閣議決定しており、政治の時計は待ってくれない。合意の形と中身が、国会序盤の空気を左右する構図が浮かぶ。
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夜の永田町、会談室の卓上に置かれた紙束が何度もめくられ、静かな息づかいだけが残る。自民党と日本維新の会による連立協議が詰めの局面に入った。政府は2025年10月15日に臨時国会の召集を閣議決定しており、政治の時計は待ってくれない。合意の形と中身が、国会序盤の空気を左右する構図が浮かぶ。
国会の廊下に緊張が走ったのは2025年10月16日の午後だ。自民党と日本維新の会が連立を視野に政策協議を開始し、災害時に首都機能を支える「副首都構想」で方向性を共有した。一方で、企業・団体献金の廃止や食料品の消費税ゼロなど、合意に至らない論点も浮かんだ。再協議は2025年10月17日に続く見通しである。
永田町に緊張が走った。政府・自民党が臨時国会の召集を当初の15日から1週間程度先送りし、21日を軸に再調整に入ったことが2025年10月8日、複数の関係者の話でわかった。退陣を表明した石破茂首相の後継を選ぶ首相指名を控え、政治改革を巡る公明党との連立協議が難航しているためで、権力移行の足並みの乱れが浮かぶ。
東京の静かな応接室で、与野党の距離が一歩縮んだ。10月5日に自民党の高市早苗総裁と国民民主党の玉木雄一郎代表が都内で会談し、6日には自民の麻生太郎最高顧問と国民民主の榛葉賀津也幹事長が約30分向き合った。連立の枠組み拡大も視野に、政策面での協議を進める地ならしが始まったとみられる。現時点で党公式の発表文は確認できていないが、複数の関係者が会談の事実関係を示唆している。