日テレ・TBS・フジ、テレビ広告取引の新会社設立へ 「Ad Reach MAX」を共同運営

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日本テレビ放送網、TBSテレビ、フジテレビジョンは2026年10月13日、テレビ広告の取引基盤「Ad Reach MAXプラットフォーム」を共同運営する新会社を設立し、出資することを決めたと発表した。日本テレビが開発・運用してきた基盤を引き継ぐ計画で、資本金は1億円。2026年10月の設立、2027年2月の事業開始を予定している。

放送直前の入札にも対応、系列を超えた参加を促す

新会社の名称は「株式会社アドリーチマックス」で、基盤の企画・開発・運営を担う。3社は共同運営を通じて、系列を超えた放送局の参画を促すとともに、継続的な投資・開発や意思決定の迅速化を図る。

日本テレビによると、この基盤は2025年4月に運用を開始した。広告の延べ接触回数を示すインプレッションや、広告が届いた人数を示すリーチを指標に採用しており、2026年9月時点で取引実績のある広告主と広告会社は合わせて約200社となっている。

放送局の広告枠は、Webサービス「スグリー」や、外部のDSP・SSPと接続する「AdRM-EXchange」を通じて売買する。後者はCM放送の数秒前に入札し、広告枠を決定する仕組みだ。新会社の事業開始後は、放送局を横断した広告在庫の活用とデータ蓄積を進め、広告の計画、購入、効果検証を一体的に行える環境を整える方針だ。

事業承継は承認が前提、各局の販売は段階的に

新会社は事業開始まで準備会社として運営する計画で、代表取締役社長には日本テレビ営業局総合営業センター担当部長の松本学氏が就任する予定だ。日本テレビから吸収分割によって事業を引き継ぐ計画は、2026年11月に開催予定の同社取締役会で承認決議を得ることが前提となる。

基盤を通じた広告セールスは、TBSテレビが2027年春頃、フジテレビが2028年春頃に開始する予定だ。

地域での利用も進む。読売テレビと中京テレビは2026年10月から、この基盤を利用した放送を開始した。札幌テレビと福岡放送は、2027年3月頃の広告セールスと、同年4月からの放送開始を目指している。

参考・出典

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