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支援資金の目減りが続くなか、アフガニスタンで急性栄養失調に陥る子どもがさらに増える見通しだ。国連世界食糧計画(WFP)アフガニスタン担当代表のジョン・アイリフ氏は3日、今年に治療が必要となる子どもが計370万人に達し、昨年より約20万人多いとジュネーブで語った。
急性栄養失調拡大 治療必要370万人
国連ジュネーブ事務局の会見記録によると、アイリフ氏は、2025年に子どもの栄養失調が「過去最大の増加」だったと説明した。ところが資金不足で、WFPが治療支援を届けられるのは必要な子どもの4人に1人にとどまり、3人は支援から外れるという。
栄養失調による子どもの死亡は、病院で把握できた分だけでも昨年は約500人に上った。一方で、村で自宅のまま亡くなる例は数字に出にくい。豪雪で山間部の診療所に近づけない家族もいるとして、雪解けの時期に被害の大きさが表面化する恐れがあると警告した。
国境緊張と帰還者 支援網圧迫
同じ会見で国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、年初2か月に23万2000人がパキスタンとイランから帰還したと説明した。近年の帰還や送還は累計で数百万人規模に及び、食料や医療、住まいの需要が受け入れ地域に集中しやすい状況が続く。
WFPは公式サイトで、3月までに急性の飢餓状態に置かれる人を1740万人と見込み、女性と子どもの栄養治療ニーズも拡大するとしている。IPCの分析でも冬季は悪化しやすい。治安の緊張で支援が止まれば、治療への導線が細り、重症化が加速しかねない。
子どもの栄養不良は、食料の不足だけでなく、診療所までの移動手段や母子保健の継続にも左右される。資金が先細る局面ほど、対象を絞る判断が増える。治安の緊張や冬の孤立が重なると、支援網は切れやすくなり、被害が見えにくいまま広がる。
