ブラジル大統領選、ルラ氏が決選投票で再選 フラビオ・ボルソナロ氏との接戦制し通算4選

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ブラジルで2026年10月25日(現地時間)に行われた大統領選の決選投票で、労働党(PT)のルラ大統領が、自由党(PL)のフラビオ・ボルソナロ上院議員を破り、再選を決めた。ブラジル最高選挙裁判所(TSE)が勝利を確認し、ルラ氏の大統領選当選は通算4回目となる。

全国で得票率51.78%、初回投票から逆転

ブラジリア時間25日午後10時24分時点のTSEデータに基づく集計では、開票率99.99%でルラ氏の有効票得票率が51.78%、フラビオ氏が48.22%となり、差は3.56ポイントだった。

10月4日に行われた第1回投票では、フラビオ氏が47.03%、ルラ氏が45.16%で、フラビオ氏が先行していた。ルラ氏は決選投票でこの差を覆した。

地域別では、サンパウロ州地方選挙裁判所(TRE-SP)の発表によると、サンパウロ州全体でフラビオ氏が53.85%の有効票を獲得した。一方、同州の州都サンパウロ市ではルラ氏が55.5%を得た。全国ではルラ氏が勝利したものの、サンパウロ州全体と州都では優位に立った候補が異なった。

大統領とともに選ばれる副大統領には、ルラ氏と組んだブラジル社会党(PSB)のジェラルド・アルキミン氏が再選された。フラビオ氏側の副大統領候補は自由党のアルフレド・ガスパル氏だった。フラビオ氏はジャイル・ボルソナロ元大統領の息子に当たる。

投票時間の延長を巡り両陣営が要請

投票当日の手続きも混乱した。人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)によると、ルラ陣営は交通機関の運行問題を理由に、一方のボルソナロ陣営は雨を理由に、それぞれ一部地域で投票時間の延長を求めた。

最高裁判事は投票時間を2時間延長する判断を示したが、その後、延長の対象は当時まだ開いていた投票所に限られることが明確にされた。

参考・出典

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