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中国サッカー界の「浄化」を掲げる摘発が、処分の規模でも異例の段階に入った。中国サッカー協会(CFA)は1月29日、李鉄(リー・ティエ)元中国代表監督ら73人を、サッカー関連活動から永久追放すると発表した。あわせて八百長や賭博に関与した13クラブにも、勝ち点の剥奪と罰金を科し、3月に開幕する新シーズンを“減点スタート”で迎えるチームが相次ぐ見通しだ。
73人永久追放 賭博・八百長摘発の処分確定
新華社によると、CFAは賭博や八百長に関わった個人への懲戒として、73人に永久追放処分を科した。処分は、国家体育総局や公安当局も参加した北京市内の合同記者会見で示され、刑事捜査とスポーツ界の懲戒を連動させる形を明確にした。
対象には、李鉄元監督に加え、陳戌源(チェン・シーユエン)元CFA主席、杜兆才(ドゥー・ジャオツァイ)元国家体育総局副局長、郝偉(ハオ・ウェイ)元女子代表監督、秦升(チン・ション)元代表選手らが含まれるという。
AP通信は、李と陳はいずれも収賄などで有罪判決を受けており、協会として「サッカー界からの永久排除」を重ねて打ち出した点が今回の特徴だと伝えた。
13クラブ勝ち点剥奪 新シーズン競争条件に影響
クラブ側への処分も広範囲だ。新華社によると、13クラブが2026年シーズンで勝ち点を差し引かれる。内訳は中国スーパーリーグ9クラブ、中国甲級リーグ4クラブで、罰金も科される。
減点は5〜10点、罰金は20万元〜100万元とされる。新華社が挙げたスーパーリーグの対象には、天津津門虎(テンジン・ジンメン・タイガース)と上海申花(シャンハイ・シェンホア)などが含まれ、AP通信は両クラブが10点減点と100万元の罰金を科される重い水準になったと報じた。こうした「開幕前の処分」は、順位争いだけでなく、スポンサー獲得やサポーターの信頼回復にも直結するため、各クラブには実務面の影響が残る。
今回の一連の処分は、個人の不正を断つだけでなく、リーグの競争条件そのものを調整することで、再発防止の実効性を担保しようとする設計になっている。勝ち点剥奪と罰金は、短期的には興行価値を下げるリスクもあるが、運営側が「不正のコスト」を明確にした意義は大きい。今後の焦点は、摘発と処分の反復に終わらせず、審判・移籍・資金の流れを含む監視とガバナンスの仕組みをどこまで整えるかに移る。
参考・出典
- China bans 73 people from soccer for life in latest anti-corruption controversy | AP News
- Chen Xuyuan, Li Tie banned for life from football (updated)-Xinhua
- Former CFA president, head coach Li Tie among 73 handed lifetime bans from football – Global Times
- China's ex-football association chief, 72 others handed lifetime ban as part of 'anti-corruption campaign'
