本サイトの記事や画像は、AIが公的資料や複数の報道を基に事実関係を整理・再構成し制作したものです。[続きを表示]特定の報道内容や表現を再利用・要約することを目的としたものではありません。ただし、誤りや不確定な情報が含まれる可能性がありますので、参考の一助としてご覧いただき、実際の判断は公的資料や各出典元の原文をご確認ください。[私たちの取り組み]
ロイターが31日に報じたところによると、英国の競争・市場庁(CMA)は、Microsoftがクラウド市場で行っているソフトウェアのライセンス運用について、競争を歪めていないか検証するため、改めて調査に乗り出す。CMAは同日、同社の業務ソフトを中心としたエコシステムを対象に、5月から「戦略的市場地位(SMS)」の調査を開始すると発表しており、クラウド競争の焦点はソフトとクラウドの結び付きにも広がっている。
Microsoft調査、焦点はソフトのライセンス慣行へ
ロイターによると、再調査の焦点はMicrosoftのソフトウェア・ライセンス慣行にある。CMAが公表した5月開始のSMS調査は業務ソフトウェアのエコシステム全体を対象としており、クラウド基盤そのものだけでなく、業務ソフトとの組み合わせが競争に与える影響も視野に入れた形だ。
一方、CMAはAWSについては新たな調査対象に含めなかった。Computer Weeklyによると、相互運用性の改善やクラウド間の料金引き下げを踏まえた判断で、同じクラウド市場でも当局の対応に差が出た。
昨年の市場調査が今回の土台に
英政府の公表資料によると、CMAは2025年7月31日にまとめたクラウド市場調査の最終決定で、競争が十分に機能していないとしてMicrosoftとAWSへのSMS調査開始を勧告していた。調査は市場集中と乗り換えの障壁を背景に進められており、デジタル市場法上の追加権限を使う可能性も示していた。
今回の動きは、クラウド競争の点検が価格や移行条件だけでなく、業務ソフトのライセンス条件まで含めて行われる段階に入ったことを示している。英国でこの整理が進めば、海外事業を持つ日本企業も、クラウド契約と業務ソフト契約を分けて見直す作業や、複数クラウドを併用する際の条件確認をこれまで以上に細かく進める必要が出てくる可能性がある。
