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宇宙監視企業LeoLabsは、旧ソ連の気象衛星Meteor 2-7付近で、2026年10月5日に新たなデブリ生成事象を検出したと明らかにした。同社は複数のレーダーによる観測で事象を確認し、生じた破片を数十個と推定している。観測日の時間基準は公表されていない。
複数のレーダーで確認、周辺の宇宙機への脅威も指摘
LeoLabsによると、Meteor 2-7が西オーストラリアのレーダー監視範囲を通過した際、同社の監視システム「LeoLabs Delta」が付近の複数物体を検出した。その後、レーダー網による追加観測でデブリの生成を確認した。同社は、破片が周辺の宇宙機に脅威となる可能性を指摘している。
10月8日付のSpace.comの記事では、軌道デブリ専門家のJim Shellが、発生高度を約855キロと説明した。
Meteor 2-7は1981年5月14日に打ち上げられた衛星だ。世界気象機関(WMO)の登録では、雲の観測や赤外線による気温・湿度の観測を主な任務とし、現在は運用を終了している。NASAの記録では、国際識別番号は1981-043A、NORAD番号は12456で、打ち上げに使われたロケット本体とは別の物体として登録されている。
この衛星には過去にもデブリ発生の記録がある。NASAの衛星破片化記録には、最初の日付として2004年3月が記載され、8個の破片が記録されている。ただし、発生時点は確定しておらず、破片が2つの個別事象に由来する可能性もある。
今回のデブリ生成について、原因は特定されていない。EarthSkyは内部故障や爆発、他の物体との衝突を可能性として紹介しており、Shellも衝突説に言及している。ただし、いずれも推測の段階で、衛星のどの部分から破片が生じたのかも明らかになっていない。
