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成田空港で、旅先で増えた荷物がスーツケースに収まり切らない問題に対応するため、衣類をその場で小型化できる圧縮機の実証実験が2026年1月13日から始まる。単なる利便性向上にとどまらず、帰国直前の買い替えで古いスーツケースが置き去りにされるという空港運用上の課題にも、同時に手を打つ狙いだ。
圧縮は最短1分、狙いは「買い替え・置き去り」を減らすこと
成田国際空港会社(NAA)のプレスリリースによると、実証は衣類専用自動圧縮サービス「Pocket Tips(ポケットチップス)」として、2026年1月13日〜15日に第2・第3ターミナルで実施する。衣類そのものを圧縮して体積を減らす方式で、荷物の“入り切らなさ”を物理的に解消するアプローチである。
テレビ朝日系ANNは、圧縮は約1分で最大7分の1まで小型化できると伝えている。空港側が背景として挙げるのは、外国人観光客が土産物を持ち帰るために大きなスーツケースを購入し、古いスーツケースを置いていくケースが出ている点で、利便施策がそのまま放置荷物対策になり得るという見立てだ。
実証の成否は、衛生・安全とオペレーション負荷のバランスにかかる
放置スーツケースは、保管スペースや仕分け、所有者確認などの運用負担を膨らませる。ANNによれば、成田空港のスーツケースの落とし物は4年間で約8.5倍に増えたとされ、インバウンド回復局面で空港が抱える“後工程”のコストが顕在化している。圧縮機が、買い替え需要の一部を「圧縮して持ち帰る」という行動に置き換えられるかが焦点となる。
一方で、空港内で衣類を扱う以上、衛生面や機器トラブル時の対応、利用導線(混雑の発生場所)など、サービス実装には細部設計が欠かせない。SJOYはPR TIMESで、那覇空港でも衣類専用自動圧縮機の実証を行うとしており、複数空港での検証を通じて運用モデルを固める段階にある。実証が定着すれば、空港の落とし物・廃棄物対応の抑制と、旅行者の追加出費(買い替え)の削減を同時に狙う新しい“空港サービス”として、日本の主要空港へ横展開するかが次の論点になるだろう。
