イラン「ミサイルはレッドライン」 米との協議対象外、高官が明言
米国との核開発協議が再始動する中、イラン上級顧問アリ・シャムハニ氏は2月11日、ミサイル能力を「レッドライン」として交渉対象外と明言。軍事能力を巡る線引きが米側との交渉戦略を左右し、核合意復元や制裁解除に重大な影響を与える可能性がある。中東情勢にも波及する可能性がある。
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米国との核開発協議が再始動する中、イラン上級顧問アリ・シャムハニ氏は2月11日、ミサイル能力を「レッドライン」として交渉対象外と明言。軍事能力を巡る線引きが米側との交渉戦略を左右し、核合意復元や制裁解除に重大な影響を与える可能性がある。中東情勢にも波及する可能性がある。
米国のトランプ大統領は、イランが核開発を続ければ「我々はとても悪い事をする」と述べ軍事行動を再びちらつかせ、最高指導者ハメネイ師に強く警告。中東情勢の緊迫化で外交の余地が狭まり、地域の安定やエネルギー市場への影響も懸念され、国際社会の対応も問われる。
イランのペゼシュキアン大統領は1月18日、最高指導者ハメネイ師への攻撃を「宣戦布告」に等しいと強く牽制。対外強硬と対米姿勢で政権交代論や首脳標的化の議論を封じ、地域安全保障や国内政治の影響も意識した発言だ。国際世論や同盟国との関係にも波紋を広げる可能性がある。
イランで反政府デモへの弾圧が続く中、トランプ米大統領は2026年1月17日のPoliticoインタビューで最高指導者ハメネイ師の交代を促す発言。指導者の正統性を直接問う言葉が米イラン対立を一段と先鋭化しかねず、地域情勢と国際的緊張に波及する懸念が強まっている。
イランで続く反政府デモを巡り、最高指導者アリ・ハメネイ師が現地時間17日、今月の混乱で「数千人」が死亡したとの認識を公に示したのは初めて。情報統制が続く中、鎮圧の実態と責任の所在を巡る攻防が一段と激しくなっている。公表は異例で、国内外で説明責任や透明性を求める声が強まっている。
反政府デモで多数の死者が出たイラン情勢を受け、トランプ米大統領がハメネイ最高指導者の交代を要求。弾圧批判を強め、米国の軍事介入も含む強硬策への傾きが国際的な注目点となっている。国際社会は人権侵害や中東情勢への影響、米国の追加制裁の可能性にも注目している。
通貨安と物価高を背景に各地で抗議行動が広がるなか、ハメネイ師は2026年1月9日の演説で「団結」を強調し、公共財産の破壊などを行う参加者を「外国のために動く者」として批判。トランプ米大統領の支持表明には自国の問題に向き合うよう牽制し、治安当局の強硬な対応をにじませた。
英紙タイムズ電子版は、イラン各地で続く抗議と通貨急落で死者や拘束者が多数出る中、鎮圧が行き詰まれば最高指導者ハメネイが家族や側近約20人とロシアへ退避する計画を情報筋が準備していると報じ、事態の長期化に備えた退避計画だと伝えている。海外メディアも死者や拘束の多さを伝えている。
イランのペゼシュキアン大統領はハメネイ師の公式サイトの発言を受け、米国・イスラエル・欧州による圧力を「全面戦争」と表現し、6月の軍事衝突や9月の国連制裁を踏まえ対外強硬姿勢が国内向けメッセージにもなっていると位置づけた、地域の緊張と外交・安全保障の焦点に。
炎が紙片をかすめた数時間後、イラン西部アリグダルズで20代のオミッド・サルラクさんが、10月31日にハメネイ師の肖像を燃やす画像を投稿後、翌日に車中で死亡。警察は自殺と断定する一方、遺族や活動家は当局関与を疑い説明が食い違っている。国際社会からも注目が集まっている。