ロシア無人機戦は量の段階へ、シルスキー司令官 戦闘長期化の懸念
ロシアの無人機戦が「量」で次の段階に入りつつあるとウクライナ総司令官シルスキーが警告。和平交渉の兆しは見えず、兵器生産の拡大が攻撃頻度と戦闘の長期化を後押ししているとの分析を示した。前線での被害増と防空への圧力が高まり、国際支援や兵站の重要性が増しているとも指摘した。
本ページでは「オレクサンドル・シルスキー」をテーマとした記事を一覧で掲載しています。
ロシアの無人機戦が「量」で次の段階に入りつつあるとウクライナ総司令官シルスキーが警告。和平交渉の兆しは見えず、兵器生産の拡大が攻撃頻度と戦闘の長期化を後押ししているとの分析を示した。前線での被害増と防空への圧力が高まり、国際支援や兵站の重要性が増しているとも指摘した。
ウクライナ総司令官シルスキーは12月17日、テレグラムでハルキウ州クピャンスクでロシア軍を押し戻し市域の「ほぼ9割」を掌握したと表明。一方、ロシア国防相ベロウソフは同日、テレビ放映の国防幹部会合でウクライナの反撃は成功していないと主張し、両者の主張が対立している。
ウクライナ軍は12月9日、ドネツク州ポクロフスクで一部市街地を維持する一方、市外の維持困難な陣地から補給・交代の限界で5〜7キロ後方へ部隊を後退。シルスキー総司令官は周辺に約15万6000人のロシア軍集結を警戒し、前線で守る地点の選定に苦慮している。