ロシアがミルノフラードとフリアイポレ掌握主張 ウクライナは否定
ロシアは2025年12月27日、ドネツク州ミルノフラード(露名ディミトロフ)とザポリージャ州フリアイポレを掌握したと主張。クレムリンはプーチン氏が「解放」と報告を受けたと伝えるが、ウクライナ側は支配を否定し、両国の主張が食い違い、戦況確認が続く。
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ロシアは2025年12月27日、ドネツク州ミルノフラード(露名ディミトロフ)とザポリージャ州フリアイポレを掌握したと主張。クレムリンはプーチン氏が「解放」と報告を受けたと伝えるが、ウクライナ側は支配を否定し、両国の主張が食い違い、戦況確認が続く。
モスクワ官報に「2036年までの国策戦略」大統領令が掲載。プーチン署名、ドネツク・ルハンスク・ザポリージャ・ヘルソン4州でのロシア語化と「ロシア人としての自認」を柱に、2026年施行前に戦場地域で住民の心と言葉をどう導く狙いかが改めて問われる。
11月16日、ロシア国防省はザポリージャ州でリブノピリャとマラトクマチカ制圧を主張。オリヒウやフリャイポレへの圧力が増し、ウクライナ側の公式確認は未だない。無線に流れる地名が増え、衛星写真や現地情報で検証が続く中、戦線の重心が静かに揺れている。
米露首脳が電話協議でプーチン氏が停戦条件としてドネツク州全域の割譲を要求、ザポリージャとヘルソン一部放棄を示唆。トランプ氏は前線現状維持で戦闘停止を呼び掛け、ブダペストでの対面会談も取り沙汰される。領土と停戦を巡る交渉の行方と国際社会の反応が注目される。