グリーンランド取得を巡り協議 米政権は軍活用も示唆
米ホワイトハウスは1月6日、トランプ大統領と顧問らがデンマーク自治領グリーンランドの「取得」案を協議し、北極圏での抑止を理由に目標達成のため米軍の活用も大統領裁量の選択肢だと説明。デンマークなど同盟国は主権侵害だとして強く反発しており、国際的な波紋を広げている。
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米ホワイトハウスは1月6日、トランプ大統領と顧問らがデンマーク自治領グリーンランドの「取得」案を協議し、北極圏での抑止を理由に目標達成のため米軍の活用も大統領裁量の選択肢だと説明。デンマークなど同盟国は主権侵害だとして強く反発しており、国際的な波紋を広げている。
デンマークのフレデリクセン首相は、公共放送DRのインタビューで、トランプ米大統領がグリーンランド「取得」を真剣に検討しているとの見方を示し、デンマークと自治領が明確に拒否すると表明。米国のNATO加盟国攻撃なら同盟危機を招くとの懸念も述べた。
2026年1月5日時点で、トランプ氏のグリーンランド“獲得”示唆は米安全保障だけでなく、同盟国の領土言及が北欧・北極圏の協力枠組みに外交的亀裂や懸念を生み、軍事的必要性を巡る議論より信頼と共同防衛への影響が焦点になっているとの指摘が強まっている
2025年12月22日、デンマーク政府はトランプ米大統領任命のグリーンランド担当特使が同自治領を米国に組み込む趣旨で発信したことを受け、在デンマーク米大使を外務省に呼び説明を求めた。外相ラース・ルッケ・ラスムセンはグリーンランドの代表と足並みをそろえ、主権に関わる一線を確認した。
フランス海軍が10月1日サンナゼール沖で石油タンカーを臨検し船長と称する2人を拘束。デンマーク上空の不審ドローンと航路の重なりで、対ロ制裁を逃れる影の船団の監視が強化され、海空一体の攪乱に欧州の対応が問われている。原油の違法輸送疑惑も浮上し、国際社会の監視は一段と強まっている。
デンマーク各地で無人機の目撃が相次ぎ、北部オールボー空港では空域侵入で一時閉鎖、コペンハーゲンも運航停止や遅延が発生。国家情報機関と国防当局が捜査を連携し、欧州空港警備の脆弱性と対策の必要性が浮上している。旅客や貨物便への影響や監視・規制の見直しも議論されている。