英裁判所、6.1万BTC洗浄事件の「クリプトクイーン」に禁錮11年8か月
ロンドンのサザーク刑事法院は2025年11月11日、暗号資産の洗浄に関与した中国籍の銭志敏被告に禁錮11年8か月を言い渡した。英国当局は6万1000BTCの押収を「確認済みで世界最大」とし、中国で12万8000人に及んだ被害の重い結末を示した。
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ロンドンのサザーク刑事法院は2025年11月11日、暗号資産の洗浄に関与した中国籍の銭志敏被告に禁錮11年8か月を言い渡した。英国当局は6万1000BTCの押収を「確認済みで世界最大」とし、中国で12万8000人に及んだ被害の重い結末を示した。
11月3日、ビットコインが一時10万7000ドル割れ。東京のトレーダーの吐息が漏れる中、アルトはさらに下落し過剰レバレッジ清算の余韻で板が薄く値幅拡大。強気想定の価格帯で投資家心理の脆さが顕在化し、市場は依然流動性不足で反発も限定的だ。
週明けの市場でビットコインが強い買いを受け5日に初めて12万5,000ドルを突破、6日も高値圏を維持。年初来上昇率は33%超に達し、暗号資産の再浮上と相場の恩恵が誰に向かうか、投資家や機関の注目が集まる。価格動向や資産配分の見直しを促し、市場センチメントの変化も焦点に。
ビットコインが10月5日アジア時間に過去最高値を更新し12万ドル台半ばに到達。米政府機関の一部閉鎖による法定通貨不安で金と並ぶ逃避先として買いが加速、現物型ETFや米株高も資金流入を後押しした。投資家のリスク選好の連鎖が広がり、市場センチメントの改善が確認された。
2025年9月29日、英サザーク刑事法院で銭志敏がマネーロンダリング罪を認め、ロンドン警視庁が6万1000ビットコイン(評価55億ポンド超)を押収。国際詐欺の資金と被害回復、没収手続きの行方が焦点。被害者12万8000人超、捜査は2018年始動、量刑は11月10日予定。
秋分後の市場にひんやりとした空気が戻り、ビットコインは第38週で歴史的に成績が振るわない。長期統計はマイナスだが、月次・四半期の視点では相場は前を向く。今の小さな揺れは嵐の前触れか、一息つくサインか。市場関係者は長期のトレンドとリスク管理を重視して見守る。