ペルー、「米州の盾」参加を発表 フジモリ政権が米国との対麻薬・越境犯罪協力を本格強化
ペルーのケイコ・フジモリ大統領は2026年9月10日(現地時間)、米国主導の対犯罪連合「米州の盾」に参加すると発表した。首都リマでルビオ米国務長官と会談後、越境犯罪に対する情報共有と連携を強化する考えを示した。AP通信が報じた。
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ペルーのケイコ・フジモリ大統領は2026年9月10日(現地時間)、米国主導の対犯罪連合「米州の盾」に参加すると発表した。首都リマでルビオ米国務長官と会談後、越境犯罪に対する情報共有と連携を強化する考えを示した。AP通信が報じた。
ケイコ・フジモリ氏(51)は2026年7月28日(現地時間)、リマの国会で大統領就任の宣誓を行い、2026~2031年の任期を開始した。国民の直接選挙で選ばれたペルー初の女性大統領となる。
ペルーの国家選挙陪審会(JNE)は現地時間2026年7月3日、6月7日に行われた大統領選決選投票の結果として、ケイコ・フジモリ氏を2026~2031年任期の大統領当選者と宣言した。フジモリ氏は有効票922万3396票、得票率50.135%を獲得し、2026年7月28日に就任する予定だ。
ペルーの選挙当局ONPEは現地時間29日、2026年大統領選決選投票の集計が100%に達したと公表した。右派候補のケイコ・フジモリ氏は得票率50.135%で、ロベルト・サンチェス氏の49.865%を上回り、勝利を確実にした。票差は4万9641票。フジモリ氏はSNSで「秩序と希望」に触れ、全国選挙審議会(JNE)の正式宣言を待つ姿勢を示した。
リマの政局がまた揺れた。ペルー国会は17日、暫定大統領ホセ・ヘリ氏を罷免した。中国人実業家らとの非公開会合を報告していなかった疑いなどが焦点となり、就任から約4カ月での失脚となった。昨年10月にディナ・ボルアルテ氏が罷免されて以降、政治の空白が埋まらない。
ペルーで2026年大統領選への出馬を目指す人民自由党(Libertad Popular)のラファエル・ベラウンデ党首(50)が2日、リマ南方の海岸町セロアスルで乗っていた車を銃撃された。複数の弾丸がフロントガラスを貫いたが、本人はかすり傷程度で命に別条はない。血のにじんだ白いシャツ姿が写真で拡散され、総選挙を4カ月後に控える国で、「選挙と暴力」は誰にとっても身近な不安になりつつある。
ペルーの司法当局は27日、2022年に議会の解散を一方的に宣言して失職したペドロ・カスティジョ元大統領に対し、反乱の共謀にあたる罪で実刑約11年半を言い渡した。検察側は34年の重刑を求めていたが、裁判所はこれを大きく下回る量刑を選んだ。相次ぐ大統領の失脚に揺れてきた同国で、この判決は市民の暮らしと民主主義の行方にどんな意味を持つのか。
リマの会見場に記者のざわめきが重なり、照明が白く反射した。ペルー政府は2025年11月3日、メキシコとの外交関係を断絶すると表明した。カスティジョ政権で首相を務めたチャベス氏の亡命申請をメキシコが受け入れたことへの反発が直接の引き金である。2年越しの軋轢が、ついに断交という重い決断へと傾いたと映る。
リマ中心部の通りに催涙ガスが漂った。2025年10月16日夜、国会前の反政府デモが激化し、32歳の男性が銃撃で死亡、警官や市民、記者を含む100人規模が負傷した。就任間もないホセ・ヘリ新大統領への抗議が広がり、政権は捜査と治安対策の強化を掲げている。デモはZ世代を中心に拡大し、政治不信と治安悪化への怒りが結びついたと映る。