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ペルーの選挙当局ONPEは現地時間29日、2026年大統領選決選投票の集計が100%に達したと公表した。右派候補のケイコ・フジモリ氏は得票率50.135%で、ロベルト・サンチェス氏の49.865%を上回り、勝利を確実にした。票差は4万9641票。フジモリ氏はSNSで「秩序と希望」に触れ、全国選挙審議会(JNE)の正式宣言を待つ姿勢を示した。
3週間を経て完了した最終集計
決選投票は現地時間6月7日に行われた。集計完了まで時間を要したのは、異議や不整合があった投票記録について、各地の選挙特別法廷(JEE)が扱いを判断する必要があったためだ。ONPEの最終集計で未処理票はなくなり、フジモリ氏は922万3396票、サンチェス氏は917万3755票を得た。
フジモリ氏は51歳。故アルベルト・フジモリ元大統領の長女で、今回が4回目の大統領選挑戦だった。過去3回はいずれも僅差で敗れており、今回は0.27ポイント差で政権獲得に近づいた。
ただし、ONPEの集計完了は当選の正式宣言とは別の段階である。ONPEは票を集計する機関で、選挙結果を最終的に認定するのは全国選挙審議会(JNE)だ。正式な勝者宣言は現地時間7月3日に予定されており、フジモリ氏の就任は同7月28日の見通しとなっている。
正式宣言と異議申し立てへの対応が残る
サンチェス氏は結果を受け入れない姿勢を示し、法的措置を取る構えを見せている。接戦のため、JNEの正式宣言までに、サンチェス氏側の申し立てや支持者の抗議がどこまで広がるかは不透明だ。
ONPEの最終集計で勝敗は数字上ほぼ固まった。一方で、制度上の最終認定はJNEに残っており、ペルー政局は現地時間7月3日に予定される正式宣言を待つ段階にある。
