イスラエル占領下の西岸で暴力再燃 入植者がパレスチナ村落を同時襲撃
イスラエル占領下のヨルダン川西岸で入植者の襲撃が再燃。AP通信は3月22日、ナブルス周辺の少なくとも6村落で夜間から未明にかけ車両破壊や放火、住民負傷が発生。被害拡大で地域住民の不安と懸念が高まっている。現地の治安当局や人道団体が対応に当たっているが、報復の連鎖を懸念する声が上がる。
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イスラエル占領下のヨルダン川西岸で入植者の襲撃が再燃。AP通信は3月22日、ナブルス周辺の少なくとも6村落で夜間から未明にかけ車両破壊や放火、住民負傷が発生。被害拡大で地域住民の不安と懸念が高まっている。現地の治安当局や人道団体が対応に当たっているが、報復の連鎖を懸念する声が上がる。
OHCHR報告書は、東エルサレムを含むヨルダン川西岸での入植地拡大や暴力、家屋破壊により、2024年11月〜2025年10月で3万6000人超のパレスチナ人が住まいを追われ、土地接収や移動制限など圧力の蓄積が背景にあると指摘し、AP通信が3月17日に報じた。
2月26日、ジュネーブで開かれた国連人権理事会で国連人権高等弁務官ボルカー・ターク氏は、占領下のヨルダン川西岸とパレスチナ自治区ガザで常態化する住民の退避・移動について、イスラエルの一連の措置が地域の住民構成を恒久的に変え、民族浄化に結び付くおそれがあると強く問題視した。
米当局はヨルダン川西岸のユダヤ人入植地で、在外米国人向けのパスポート手続きを現地で初めて受け付けるため、米領事担当官が出張サービスを行う方針を示したとロイターが24日に報じた。入植者への在外サービス提供は初の事例で、手続きの利便性向上が狙いとされる。
ヨルダン川西岸での土地登記再開をめぐり、ブラジルやフランス、スペイン、トルコなど各国外相が反発している。背景はイスラエル安全保障閣僚会議が2月15日に入植者の登記手続きを進める方針を認めたことで、占領地の支配を既成事実化する動きだと批判が広がっている。
ヨルダン川西岸を巡り国際社会の警戒が改めて強まる中、17日に国連加盟85か国と複数の国際機構が、イスラエルの支配拡大に反対する共同声明を発表。声明は国際法違反を指摘し、関連の決定や措置の撤回を求めている。声明はまた、外交的解決と二国家解決の重要性を強調した。
ヨルダン川西岸北部のヨルダン渓谷で2月17日、地雷(不発弾含む)の爆発でパレスチナ人の少年が死亡。英メディアとイスラエル国防省が現場を含む情報を伝え、駐屯地近くで発生したと報告された。遺族支援や地雷除去の必要性が改めて浮き彫りになったと報じられている。
ヨルダン川西岸で相次ぐ入植者暴力を巡り、今月14日、衝突場面の映像が残る事件でイスラエル検察がパレスチナ人活動家殺害の疑いで入植者を起訴する方針を示し、刑事責任追及と司法手続きの行方に注目される。国際人権団体やパレスチナ側は説明責任の徹底を求め、入植政策や治安への影響も焦点だ。
2月15日の安全保障閣僚会議が承認し、ヨルダン川西岸でイスラエルが入植者関与の土地登記を再開する方針に。1967年以降で初の本格登記決定で、占領の法的固定化やパレスチナの土地権利侵害をめぐる国際的批判と緊張が一層高まる懸念がある。
ヨルダン川西岸地区の併合論が再燃するなか、米政権は現地時間9日(日本時間10日)にトランプ大統領が併合に改めて反対する立場を説明し、併合に歯止めをかける姿勢を強調した。ホワイトハウスは「安定したヨルダン川西岸はイスラエルの安全維持と地域の平和という目標に合致する」と述べた。
イスラエルのヨルダン川西岸での行政・法執行権拡大決定を受け、サウジアラビアやヨルダンを含む8カ国の外相が2月9日、共同声明で併合につながると非難し撤回を強く要求、周辺国が足並みをそろえ強く反発し、国際社会と地域の安定に対する影響を懸念している。人道的懸念も指摘されている。
占領下のヨルダン川西岸で、イスラエルが統制を一段と強めるため土地取引や行政運用の仕組みを見直し、入植地拡大につながり得る措置を治安閣議が了承。ネタニヤフ首相の訪米を前に決定が下され、パレスチナ側や国際社会の反発が強まっている。地域の緊張や和平プロセスへの影響が懸念される。
ヨルダン川西岸で16日、14歳のパレスチナ人少年がイスラエル軍の発砲で死亡。PA保健省はアルムガイイル村で撃たれたと発表、軍は投石などで緊迫し部隊を投入したと説明。衝突の経緯の食い違いが西岸の暴力の連鎖を改めて浮き彫りにした。現場での緊迫や人道的懸念も浮上している。
2025年12月26日、イスラエル北部で車の突入と刃物襲撃が相次ぎ2人が死亡。警察は「移動型テロ攻撃」と位置づけた。前日にはヨルダン川西岸でパレスチナ人が四輪バギーでひかれる映像も流れ、イスラエル・パレスチナ間の暴力の連鎖が改めて問われている。
占領下ヨルダン川西岸サイル村で家屋内に及ぶ投石を含む襲撃が発生。イスラエル当局は関与疑いの入植者5人を逮捕、パレスチナ通信WAFAは生後8か月の女児が顔と頭に中等傷を負ったと伝え、同地域では入植者による襲撃が相次ぐと報告される。
英国、カナダ、ドイツ、日本など計14カ国は、占領下のヨルダン川西岸での19の新入植地設置承認を共同声明で非難。国際法違反で地域の不安定化や、ガザを巡る国際的な枠組みの実施への悪影響を警告し、国際社会の懸念を表明した。声明は今後の情勢への影響を懸念するとしている。
Israel Katz国防相がガザからの全面撤退を否定し将来的な「再入植」を示唆する発言を行ったが、数時間後に事務所が意図なしと釈明。発言修正はガザの戦後像と占領下ヨルダン川西岸の入植拡大が絡む現実を浮き彫りにした。
イスラエル内閣はヨルダン川西岸の入植者「前哨地」19カ所の合法化と新設を承認、2005年撤去の2カ所も含む。線引きが複雑な占領地での居住・移動と住民の安全、パレスチナ側や国際社会への影響が焦点となり、緊張や衝突の懸念、移動制限や人道状況の悪化を招く可能性も指摘される。
占領下ヨルダン川西岸で石を投げていたとされるパレスチナ人3人にイスラエル軍が実弾を発砲、1人死亡。救急側は死者1、負傷1を報告。なぜ石投げが致命的な銃撃に至ったのか、現場と西岸の緊張の背景を検証する。軍側は脅威対応と説明、背景と過剰性が問われる。
ヒューマン・ライツ・ウォッチは、ヨルダン川西岸の難民キャンプから追われた家族の証言を基に、2025年初めのイスラエル軍作戦を戦争犯罪・人道に対する罪と断定し、国際社会に調査と行動を求めている。証言は帰還不能や生活破壊を明らかにし、同団体は国際司法や人権調査の介入を求めている。