ドイツ企業倒産が2万3900件に増加予測 景気低迷で2014年以来の水準
与信調査会社クレジットリフォームは8日公表の調査で、2025年のドイツ企業倒産件数が約2万3900件と予測、前年比8.3%増で2014年以来の水準。景気低迷の長期化で企業の足元が脆弱化し、中小企業や雇用への影響が改めて懸念され、財務基盤の弱い企業が特に影響を受けやすい。
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与信調査会社クレジットリフォームは8日公表の調査で、2025年のドイツ企業倒産件数が約2万3900件と予測、前年比8.3%増で2014年以来の水準。景気低迷の長期化で企業の足元が脆弱化し、中小企業や雇用への影響が改めて懸念され、財務基盤の弱い企業が特に影響を受けやすい。
内閣府の季節調整済み実質GDP1次速報(2025年7〜9月期)は前期比0.4%減、年率1.8%減でマイナスは6四半期ぶり。米国の高関税が自動車を中心に輸出を直撃し、外需の弱さが四半期成長率を鈍らせた。政府は景気動向を注視し、今後の政策対応が焦点となる。
エコノミスト予測は下方修正が相次ぎ、7−9月期の実質GDPは年率約▲2%台半ば、前期比で約0.6%減が中央値に。輸出減と住宅投資の反動が主因で、11月17日内閣府速報で経済の息継ぎが確認されれば高市政権の経済対策の規模への注目が一段と高まる。
北京で国家統計局が2025年10月20日発表した7-9月期の実質GDP成長率は前年同期比4.8%。4-6月の5.2%から2四半期連続で減速し、外需は底支えするものの家計・企業の支出が慎重で1年ぶりの低成長となった。内需回復の遅れや投資の停滞への懸念も残る。