多文化共生と安全の両立へ 川口市が「外国人政策対応センター」検討
外国人が多い埼玉・川口市が、出入国在留管理庁や警察も連携する「(仮称)川口市外国人政策対応センター」構想を自民市議団が法相らに要望。外国人支援と治安対策を一元化し、急増する外国人と地域共生の役割分担が問われる。多言語相談や生活支援、法手続きの連携など地域の理解促進が焦点だ。
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外国人が多い埼玉・川口市が、出入国在留管理庁や警察も連携する「(仮称)川口市外国人政策対応センター」構想を自民市議団が法相らに要望。外国人支援と治安対策を一元化し、急増する外国人と地域共生の役割分担が問われる。多言語相談や生活支援、法手続きの連携など地域の理解促進が焦点だ。
昨年7月、埼玉県川口市のマンションで起きたガス爆発事件の初公判がさいたま地裁で開かれ、中国籍の被告は起訴事実を認めた。被害の実情や被災者のけが、壊れた街の暮らしが法廷で見つめ直され、家屋損壊や住民影響、今後の補償や刑事責任の所在が焦点になっている。
2025年6月2日、川口市で外国人共生政策を視察中の県議らが不審な車列に追われ武南署へ避難。追走車が署構内に侵入したとされ、約5か月後に議員側が経過を都内で報告。県警は事実関係を確認中で、議員らは身の安全確保を優先し、詳細と背景の調査を求めている。
偽造運転免許証を使い本人になりすまして局留めで商品を受け取ったとして、中国籍の派遣社員リー・ジョンイエ容疑者(30)が逮捕。警察は匿名流動型グループ「トクリュウ」の関与を示唆し、偽サイトで集めた個人情報の悪用実態解明を進める。京都での不正受け取り逮捕と関連するとみられる。