北朝鮮外相、ロシア・ベラルーシ訪問へ 沈黙の裏に外交再編の兆し
平壌の国営メディアが突如、崔善姫外相のロシアとベラルーシ訪問を報じた。日程や議題は未公表だが、朝鮮中央通信の発表は半島情勢や今週の外交日程との交差の観測を呼び、安全保障や外交動向への影響を巡る注目と分析が高まっている。関係国の反応や今後の協議日程の示唆も注目される。
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平壌の国営メディアが突如、崔善姫外相のロシアとベラルーシ訪問を報じた。日程や議題は未公表だが、朝鮮中央通信の発表は半島情勢や今週の外交日程との交差の観測を呼び、安全保障や外交動向への影響を巡る注目と分析が高まっている。関係国の反応や今後の協議日程の示唆も注目される。
朝鮮中央通信は23日、北朝鮮が22日に平壌郊外の夜空を裂く光を放ち北東へ飛翔した極超音速弾を用いた「最先端兵器システム」の実験に成功したと報道。抑止力強化の主張は来週のアジア太平洋経済協力会議(APEC)を前に地域の安全保障と緊張を一段と高めている。
秋の夜、平壌・金日成広場で行われた朝鮮労働党創建80年の軍事パレードで金正恩総書記が演説し、新型ICBM「火星20」を公開。式典は10日夜に始まり、国営メディアも報じ、中国やロシア、ベトナムの要人が出席し、海外で活動する兵士への激励と対外関与の意図が示された。
2025年10月9日、平壌で金正恩と中国の李強首相が党本部で会談。友好・協力の伝統を確認し、関係維持と発展を表明。労働党創建80年の祝賀と響き合う中、両国は経済協力や安全保障での連携を打ち出し、朝鮮半島情勢や地域秩序への影響が注目されるとの見方も出ている。