文科省、国立大学改革へ指針 再編・連携を視野に第5期計画反映
文部科学省が国立大学法人などに向けた改革基本方針を提示。大学は自前のリソースに閉じず、国公私立大や国立研究開発法人と連携・再編・統合でミッション遂行と事業規模確保を図り、2028年度開始の第5期へ反映し、高等教育の質向上や研究力強化を目指す。
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文部科学省が国立大学法人などに向けた改革基本方針を提示。大学は自前のリソースに閉じず、国公私立大や国立研究開発法人と連携・再編・統合でミッション遂行と事業規模確保を図り、2028年度開始の第5期へ反映し、高等教育の質向上や研究力強化を目指す。
2025年8月29日、文部科学省は翌年度概算要求で「AI for Science」を前面に打ち出し、6兆599億円規模で研究の自動化とAI融合により発見までの距離短縮を狙う。課題は規模と継続性で、年末の予算折衝で資金と実行体制の確保が問われる。
文科省は米国への頭脳流出対策として「グローバル卓越人材招へい研究大学強化事業」を始動。JSTは2025年9月30日に11校を採択し、世界水準の処遇で若手研究者を招き、単発採用にとどまらない処遇改善や経歴支援で制度化し「日本に根づく」研究環境の構築を各大学に求める。