日銀への利上げ要求削除、米為替報告書が公表 通貨政策の監視変化か
米財務省の半期外国為替報告書から「日銀による利上げは継続されるべきだ」の記述が削除され、為替監視を担う米側が金融政策に踏み込む表現を後退させた形だ。円安下で日米の「為替の言葉遣い」が変化するか注目される。公表は1月29日で、市場や政策当局の反応、日米の為替協議への影響も焦点だ。
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米財務省の半期外国為替報告書から「日銀による利上げは継続されるべきだ」の記述が削除され、為替監視を担う米側が金融政策に踏み込む表現を後退させた形だ。円安下で日米の「為替の言葉遣い」が変化するか注目される。公表は1月29日で、市場や政策当局の反応、日米の為替協議への影響も焦点だ。
日銀が公表した2025年12月の企業向けサービス価格指数は前年比2.6%上昇で58カ月連続のプラス。ただし伸び率は前月比0.1ポイント縮小し、物価の粘着性見極め材料となっている。企業間取引のサービス価格上昇は鈍化が示され、企業物価や賃金、消費への波及影響が注目される。
日銀は2026年1月23日公表の展望リポートで、2025・2026年度の実質GDP成長率見通しを上方修正し、2027年度を下方修正。近い2年間は景気回復を織り込みつつ、3年目は成長鈍化を想定し、今後の政策判断や企業収益見通しへの影響を示し、リスクも指摘した。
日本銀行は1月22〜23日の金融政策決定会合で、政策金利の無担保コール翌日物誘導目標を0.75%で賛成多数により据え置き、追加利上げはひとまず見送りとした。展望リポートで成長率・物価見通しを上方修正し、先行きの利上げ継続にも含みを持たせた。
FRBのパウエル議長がトランプ政権下で刑事捜査の対象となり、金融政策の独立性が国際問題化。ECBのラガルドは連帯を示す一方、日銀は距離を置いた対応を取り、市場や主要中央銀行間の緊張が高まり、国際金融秩序や市場の不確実性への影響が懸念されている。
日銀は2025年12月19日、短期金利誘導目標を0.5%前後から0.75%前後に引き上げた。会合ベースで7会合ぶりの利上げで、米国の大規模関税による下振れ懸念が想定ほど強くない一方、円安が物価を押し上げ、賃金と物価の好循環を優先した判断だ。
日本銀行が公表した2025年7〜9月期の資金循環統計(速報)で家計の金融資産は2286兆3350億円と統計上の最高。株高で株式や投資信託が伸びる一方、現金・預金の厚みも続き、背景に株高や投信への資金流入で家計のリスク資産比率上昇が示唆される。
日銀が12月18-19日の金融政策決定会合で政策金利を0.5%から0.75%へ引き上げる方向と報道。1月以来の利上げで、0.5%超は約30年ぶり。企業収益と賃上げの持続が政策正常化を後押しし、短期金利や市場反応が注目される。物価動向や国内景気の見通しも焦点となる。
2日の閣議後会見で財務相・片山さつき氏は、日本銀行に対し原材料高だけに依存しない、賃金上昇を伴うおおむね2%の物価定着を期待すると述べ、金融政策の運営にメッセージを送った。政府と日銀の景気認識に食い違いはないとも強調し、賃上げと物価のバランスを改めて問うた。
日本銀行の植田和男総裁が12月1日、名古屋の金融経済懇談会で12月18~19日の金融政策決定会合に向け追加利上げの可能性に言及。2025年1月以来の利上げが視野に入り、家計と企業が負うコストと受ける恩恵をどう分かち合うかが焦点となる。影響を見極める局面だ。
日本銀行の植田和男総裁が高市早苗首相との初の個別会談を終え、記者団に対し物価・賃金・金利の見通しと急転換を否定した上で『少しずつ形を整える』金融政策の継続と狙いを丁寧に説明し、市場の反応や今後の物価安定への対応方針、金利動向にも言及したと述べた。
首相官邸で高市早苗首相と日本銀行の植田和男総裁が初のじっくり会談(11月18日15:30)。追加利上げの是非や物価・円安を巡る対立が家計・企業の金利や今後の金融政策に影響する。景気優先の首相と物価・為替重視の日銀の温度差が政策判断を左右し生活や企業の資金繰りへの波及が注目される。
官邸で原案の束を机に置きスタッフが足早に会合へ向かう中、10日に基本枠組みが判明した政府の経済対策は物価と成長の両立を掲げ、生活の安全保障や官民投資による成長重視、防衛・外交強化を柱に日銀連携で政策を総動員し、21日の閣議決定と補正予算の早期成立を目指す。
国会日程が詰まる中、日本維新の会・藤田文武共同代表は、政府の投資促進局面で日銀の利上げが成長鈍化を招く懸念を示し、実体経済を踏まえた判断と財政・金融の歩調の重要性を指摘した。(2025年11月5日)連立与党の一角として落ち着いた対応を求めた発言だ。
片山さつき財務相は10月31日の閣議後会見で、円相場の「一方向に速い動き」に警戒を示し、投機的な過度変動や無秩序な値動きを強い緊張感で注視。為替の安定と日銀の政策維持を妥当と評価し、この水準は約9カ月ぶりの安値圏で、前日は1ドル=154円台半ばの安値を記録した。
日本橋本石町は朝から落ち着き、日銀本店へ向かう足取りは早いが静寂が漂う。10月29、30日の金融政策決定会合は現状維持が濃厚で、植田総裁の会見と新たな展望リポートが年内の手と新政権とのかけひきを測る焦点。市場は短期金利見通しや利上げ再開までの距離感を探る。
来日中の米財務長官ベッセント氏が日銀の裁量尊重を要請したことが伝わり、日銀会合直前の市場で円は対ドルで151円台後半まで戻し、中央銀行独立や為替動向への懸念が広がった。発言は29日のX投稿と28日の米財務省声明に連なるもので、物価観測や金融政策の自律性が改めて注目された。
夜の官邸にフラッシュが走った10月21日、高市早苗首相が新内閣発足後初の記者会見を行い、経済運営の舵取りを最優先と明言。言葉の選び方から初動の重心と政府・日銀の連携方針が浮かび、政権の骨格が問われる局面だ。市場や企業の反応、今後の政策運営への影響にも注目が集まる。
日銀が公表した9月短観で大企業製造業の業況判断DIはプラス14と2期連続改善。トランプ政権の相互関税を巡る日米合意で企業心理が下支えされ、非製造業は高水準を維持し内需の底堅さが示された。金利正常化議論にも影響を与え得る結果だ。市場や金融当局の関心も高まる内容だ。
日本銀行は9月の金融政策決定会合での「主な意見」を公表。利上げ議論が進む一方、データ点検優先の慎重論も根強く、ETF売却方針で資産圧縮に踏み出し、金融市場は利上げ時期や長期金利動向を注視する見通しだ。物価や経済成長の見通しも焦点となる。