ODAを呼び水に民間マネー誘致へ 2025年版白書を閣議報告
2025年版開発協力白書は、JICA法改正を受け、ODAを呼び水に民間投資の拡大を促す方針を示した。従来の財政支出の積み増しに加え、民間マネーの動員と官民連携の前面化で日本の開発協力を再編する狙いを鮮明にしている。投資環境整備やリスク分担も重視している。
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2025年版開発協力白書は、JICA法改正を受け、ODAを呼び水に民間投資の拡大を促す方針を示した。従来の財政支出の積み増しに加え、民間マネーの動員と官民連携の前面化で日本の開発協力を再編する狙いを鮮明にしている。投資環境整備やリスク分担も重視している。
政府は経済安全保障推進法の「特定重要物資」に無人航空機(ドローン)や船体など5品目の追加指定を検討。民間投資を促し、不測時の供給確保を狙い、経済対策と今年度補正予算に位置付けて年内の政令改正をめざす。産業基盤強化を静かに進める狙いだ。供給網の強靭化や研究開発投資を促す意図もある。
高市早苗首相は11月4日の衆院代表質問で、造船を経済と安全保障の基盤と位置づけ、建造能力強化の工程表策定と民間投資促進を表明。物価と賃金、そして防衛費水準に関する答弁も示し、政権の「強い経済」と「持続可能な防衛力」の骨格が浮かび上がった、との見方が出ている。