片山さつき財務相が為替介入を示唆、円157円台で警告
記者団の前でマイクを握った片山さつき財務相は、21日朝に円が1ドル=157円台の約10か月ぶりの円安となったことを受け、市場に向けて静かに釘を刺し、過度な変動には政府が必要に応じて為替介入を含む適切な対応を行うと警告した。政府は相場安定に向けた姿勢を強調した。
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記者団の前でマイクを握った片山さつき財務相は、21日朝に円が1ドル=157円台の約10か月ぶりの円安となったことを受け、市場に向けて静かに釘を刺し、過度な変動には政府が必要に応じて為替介入を含む適切な対応を行うと警告した。政府は相場安定に向けた姿勢を強調した。
10月10日朝、加藤勝信財務相が為替の「一方的、急激な動き」を指摘。高市早苗総裁誕生以降の円安を受け政府の介入観測がくすぶり、投資家や市場は発言の温度に敏感に反応し相場の動きが左右されている。専門家は短期的な介入リスクを指摘、輸出企業や投機筋の動向にも警戒感が広がっている。