ムスリム同胞団のエジプト・ヨルダン支部などテロ指定、米が包囲網
中東のイスラム組織ネットワークを巡る米国の締め付けが一段と強まった。米財務省は現地時間2026年1月13日(日本時間14日)、ムスリム同胞団のエジプト、ヨルダン両支部を「特別指定国際テロ組織(SDGT)」に指定し、レバノン支部にも同等の措置を含む制裁を科した。表向きの市民団体の装いの陰で、ハマス支援などに関与したと断じた。
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中東のイスラム組織ネットワークを巡る米国の締め付けが一段と強まった。米財務省は現地時間2026年1月13日(日本時間14日)、ムスリム同胞団のエジプト、ヨルダン両支部を「特別指定国際テロ組織(SDGT)」に指定し、レバノン支部にも同等の措置を含む制裁を科した。表向きの市民団体の装いの陰で、ハマス支援などに関与したと断じた。
米財務省のベセント長官は2026年1月8日、ミネソタ州での講演で、米国の制裁などを背景にイラン経済が高インフレや通貨安に見舞われ「持ちこたえる力が弱まっている」と述べた。反体制の抗議行動に対する当局の強硬対応にも懸念を示し、トランプ大統領がデモ参加者への危害を望んでいないとの認識を語った。
経済協力開発機構(OECD)と米財務省は2026年1月5日、法人税の実効税率を最低15%にそろえる国際最低課税(OECD「Pillar Two(第2の柱)」)について、米国に本社を置く多国籍企業を適用対象から外す見直しを、OECD/G20「包括的枠組み」に参加する145カ国超が受け入れたと発表した。枠組み自体は維持される一方、同じ「15%」でも対象が変わり、各国の制度設計と企業の実務に影響が広がり…
米財務省は2025年12月17日、ロシア極東の資源開発「サハリン2」で副産物として生産される原油について、日本向けの輸入を2026年6月18日まで一般許可し、期間中は関連取引を制裁の適用外とする方針を示した。期限が迫っていた2025年12月19日の扱いが延び、エネルギー調達の現場はいったん落ち着く。
米財務省が14日、ロシアの石油大手ルクオイルの海外資産売却を巡り、買い手候補が同社と直接協議することを認めた。代金は制裁下で同社が触れないエスクロー口座(売買代金を一時預ける仕組み)に置く条件だ。直前にはブルガリア政府がブルガスの製油所を国家管理に踏み切り、制裁とエネルギー供給の綱引きが一段深まった。
沖合で荷下ろしを待つタンカーが増えている。米財務省が2025年10月22日にロスネフチとルクオイルを制裁指定し、取引の段階的終了を求めた影響だ。決済や保険、受け渡しの段取りが一斉に見直され、アジア向けの流れにも揺らぎが生じている。市場は「どこで降ろし、どう支払うか」という基本の再点検を迫られている。
ホワイトハウスの扉をくぐったのは、シリア暫定政権のアフマド・シャラア大統領だった。2025年11月10日、シリアの国家元首として初の訪問が実現した。式典を抑えた応対の一方で、米財務省は対シリア制裁の暫定緩和を延長と伝えられ、関係再構築の歩幅と慎重さが同時に示された出来事だ。
グリア米通商代表部(USTR)代表が2025年11月6日、テレビ番組で、最高裁がトランプ政権の関税を違憲と判断した場合に一部の原告が払い戻しを受ける可能性に言及した。返金の時期や方法は財務省が詰める必要があるとし、同日の弁論の余波が実務にも広がりつつある。
北朝鮮が米国の新たな制裁に反発し、「相応の措置」を取ると表明した。2025年11月6日、朝鮮中央通信が米国担当外務次官の談話として伝えた。米財務省は同4日、サイバー関連の資金洗浄に関与したとして個人8人と2団体を制裁指定し、兵器計画への資金流れを断つ狙いを示した。応酬は、対話の余地を残しつつも、主導権を巡る圧力の強まりを映している。
米財務長官スコット・ベッセント氏が、米NVIDIAの先端AI半導体「Blackwell」について、技術の世代交代が進めば将来的に中国などへの販売が検討され得るとの見方を示した。11月4日の米CNBCインタビュー内容を基に、同日配信の報道が伝えた。現行の最上位という扱いは当面変わらないが、更新の速度しだいで輸出の線引きも動き得るという含みがにじむ。
東京の朝、為替ディーリングルームの声が一段低くなった。来日中の米財務長官スコット・ベッセント氏が、日本政府に対し日本銀行の裁量を尊重するよう呼び掛けたことが伝わり、円は対ドルで一時151円台後半まで戻した。発言は29日のX投稿と28日の米財務省声明に連なる流れで、日銀会合(29〜30日)直前の市場心理に波紋を広げた。中央銀行の独立と物価観測、そして為替の落ち着きはつながっているというメッセージが浮…
秋の乾いた風が皇居の木立を揺らすなか、東京の迎賓館周辺は警備車両の赤色灯が絶えなかった。米政権の要人が相次ぎ日本の要路と向き合い、焦点はロシア産LNGの行方に絞られつつある。2025年10月27日に米財務長官が日本の財務相と会談し、翌28日に会談内容の公表が続いた。対ロシア制裁と同盟のエネルギー安全保障をどう両立させるか、現実の選択が迫る局面と映る。
ホワイトハウスの記者室が慌ただしさを増したのは2025年10月24日朝だった。米政権は、前日に財務省が発表した対ロシア制裁が「多大な圧力」を生むと強調し、情勢次第では追加策も排除しない構えをにじませた。標的はロシアの最大手石油会社で、停戦を迫る圧力の質が変わりつつある。
米財務省がロシアの石油大手ロスネフチとルクオイルに対する新たな制裁を発表した。これを受け、インドの主要精製会社はロシア産原油の調達を大幅に縮小、あるいは一時停止する方向で社内調整を進めている。支払いや保険の可用性が揺らぎ、海上輸送の目詰まりが懸念されるなか、アジアの原油フローは静かに組み替え段階に入ったと映る。
ホワイトハウスの記者団の前に現れたトランプ米大統領が、ロシアのプーチン大統領との首脳会談を取りやめると明かした。外交交渉が停滞し、今は「適切ではない」との判断である。同じ日に米財務省はロシアの石油輸出を狙った新たな制裁を公表した。戦況の硬直が続く中で圧力を強めつつ、トランプ氏は将来の会談再開に含みを残した。この一連の動きは、停戦への近道を探る苦い手探りと映る。
米政府は2025年10月22日、ロシアの石油大手ロスネフチとルクオイルを制裁対象に指定した。ウクライナ戦争の停戦交渉に向けて圧力を強め、戦費の源泉とされるエネルギー収入を直撃する狙いだ。トランプ政権下で最も重い対露エネルギー制裁と映り、市場と外交の両面に緊張が走っている。米財務省はロシアの和平プロセスへの「真剣さの欠如」を理由に挙げ、資金調達能力の低下を見込むとしている。
夕暮れの執務室で、報道陣のざわめきが一瞬やむ。トランプ米大統領は2025年10月22日、来週に韓国で予定する習近平国家主席との会談で、中国によるロシア産原油の購入問題を取り上げる意向を示した。同日、米財務省はロシアの主要石油企業を新たに制裁指定。エネルギーを軸に戦争終結を迫る構図が浮かぶ。
ワシントンの財務省ビルに秋の光が差し込んだ朝、財務省が2025会計年度(24年10月―25年9月)の歳出入を確定させた。赤字は1兆7,750億ドルと前年度から410億ドル縮小。関税収入の急増と教育支出の大幅削減が、金利や社会保障の膨張分を一部相殺した格好だ。年次赤字が減ったのは22年以来で、政策の配合が財政に与える影響がにわかに浮かぶ。