米政権が世界一律関税15%を強調 トランプ大統領の方針は不変
世界一律の追加関税を巡り、当面の税率を10%に据え置くか15%へ引き上げるかが焦点。米政権は引き上げ方針を維持しており、ホワイトハウスは24日、トランプ氏が念頭に置く「15%」に揺らぎはないと強調した。決定は国際貿易や企業・消費者のコストに影響を与える可能性がある。
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世界一律の追加関税を巡り、当面の税率を10%に据え置くか15%へ引き上げるかが焦点。米政権は引き上げ方針を維持しており、ホワイトハウスは24日、トランプ氏が念頭に置く「15%」に揺らぎはないと強調した。決定は国際貿易や企業・消費者のコストに影響を与える可能性がある。
トランプ大統領はSNSで、前日に発表した「世界一律の追加関税」を10%から15%に引き上げる意向を示した。米国の通商政策が1日で大きく揺らぎ、日米貿易や世界市場への影響、企業のコスト増と供給網への波及が懸念される。発動時期は明示されていないため、投資家や企業は動向を注視している
米連邦最高裁は20日、トランプ大統領が導入した大規模な輸入関税措置について法的根拠が乏しいとして効力を認めない判断を示し、輸入品に対する追加負担の拡大は司法の壁により一時停止された。今後の通商政策や対日・対中の貿易関係にも影響を与える可能性があると見られる。
フランスの諮問機関がロイター報道で公表した報告書は、中国製品の輸入急増に対し、EUが中国製品全般に30%関税を課すかユーロを対人民元で30%切り下げる強硬策を提言し、通商と為替政策を交えた対応が議論の俎上に上ったと警鐘を鳴らした。報告書はEU産業への影響も指摘した。
最高裁判断を前にワシントンの通商部門が慌ただしく動き、トランプ政権は上乗せ関税が違法とされても対応できる複数の「プランB」を水面下で構築中。企業や各国政府は関税中心の通商政策の継続性と影響を注視している。米中摩擦やサプライチェーンへの影響も焦点だ。