FMS調達額が3倍の1.3兆円突破 防衛装備、対米依存強まる
会計検査院の調査で、米国の対外有償軍事援助(FMS)を通じた防衛装備品の調達が急拡大し、2023年度の契約額は約1兆3867億円で2018年度比3倍超に。国会やメディアで注目が高まり、調達手続きや透明性の検証が求められている。
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会計検査院の調査で、米国の対外有償軍事援助(FMS)を通じた防衛装備品の調達が急拡大し、2023年度の契約額は約1兆3867億円で2018年度比3倍超に。国会やメディアで注目が高まり、調達手続きや透明性の検証が求められている。
茂木敏充外相は2025年12月23日の記者会見で、2026年度外務省予算案に同志国への防衛装備品無償供与を想定した政府安全保障能力強化支援(OSA)として181億円を計上する見通しを示し、25年度比100億円増で外交手段が「開発支援」だけでは語れなくなっていると説明した。
自民党が進める防衛装備品の輸出ルール見直しでは、殺傷能力を持つ武器の海外供給の範囲や、侵略を受ける国や戦闘継続中の国への輸出可否が論点に。論点整理案は12日に判明し、国際人道法や同盟関係との整合性も議論対象になる。平和国家として日本社会がどう向き合うかが問われる重要な議論だ。
日本政府が陸自の防空ミサイル「03式中距離地対空誘導弾」をフィリピンへ移転検討。高市政権は来年前半にも救難限定の輸出運用ルール見直しを目指し、前線配備による安全保障上のリスクと責任所在、日比関係への影響が焦点となる。
ゼレンスキー大統領は2025年9月20日、2週間以内に「管理された防衛装備品の輸出戦略」を提示すると表明。国内需要優先で余剰を在庫化・厳格管理の下輸出し、3年以上の戦時経験を持続的生産と資金調達に結びつける狙いだ。国際協力や軍需産業の再編にも影響を与える可能性がある