フィリピンが中国に強く抗議 東アジアサミットで主権問題浮上
2025年10月27日にマレーシアで開かれた東アジアサミットで、日米中など参加国が南シナ海を巡る中国の実効支配に反発。フィリピンは自然保護区計画を主権侵害と強く抗議し、日本も威圧的活動への懸念を表明、地域秩序の揺らぎが浮き彫りになり、警戒感が広がった。
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2025年10月27日にマレーシアで開かれた東アジアサミットで、日米中など参加国が南シナ海を巡る中国の実効支配に反発。フィリピンは自然保護区計画を主権侵害と強く抗議し、日本も威圧的活動への懸念を表明、地域秩序の揺らぎが浮き彫りになり、警戒感が広がった。
10月27日、マレーシアから日本へ向かう機内でトランプ米大統領が金正恩総書記との会談に応じる意向を示し、アジア歴訪の延長も示唆。電撃再会の可能性が北東アジアの外交日程や安全保障議論に波紋を広げている。各国政府やメディアが注視しており、今後の調整が焦点となる。
議長国マレーシアの首都クアラルンプールで三日間のASEAN首脳会議が開幕。雨季の薄曇りの下、南シナ海の緊張やミャンマー情勢、供給網再設計を巡る対話が地域の安全保障と経済協力の針路を左右する重要な節目となる。首脳たちは域内安定や貿易・投資促進、供給網の多様化に向けた協調を探る。
マレーシアの湿った夜、高市早苗首相は25日、移動中のトランプ米大統領と初の電話会談を実施。両氏は日米同盟を「さらなる高み」へ引き上げ、自由で開かれたインド太平洋の推進で歩調を合わせることで一致。大統領専用機からの通話は次回対面の地ならしとなった。
2025年10月25日、高市早苗首相が就任後初の外遊でマレーシアのASEAN首脳会議に出席へ。インド太平洋の安定を軸に、経済協力と安全保障で東南アジアやシーレーン問題にどう向き合うかが焦点だ。「自由で開かれたインド太平洋」を掲げ、経済と安全保障の両輪で連携強化を図る狙いもある。