リニア大阪延伸へ一歩 名古屋以西で地質調査開始
JR東海の丹羽俊介社長は12月11日、リニア中央新幹線の名古屋以西で駅候補地間を対象にした地質調査を今年5月から実施していると説明。環境影響評価に必要な概略ルートを固める作業で、地域の地質構造や地盤の安全性確認も目的に大阪方面への延伸準備が新段階に入ったと述べた。
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JR東海の丹羽俊介社長は12月11日、リニア中央新幹線の名古屋以西で駅候補地間を対象にした地質調査を今年5月から実施していると説明。環境影響評価に必要な概略ルートを固める作業で、地域の地質構造や地盤の安全性確認も目的に大阪方面への延伸準備が新段階に入ったと述べた。
JR東海がリニア中央新幹線(品川―名古屋)の総工事費見通しを7.04兆円から11.0兆円に引き上げ。資材・労務費の高騰や難工事で約4兆円増、静岡工区の停滞で開業時期は不透明。費用増の背景や地方経済への影響も注目され、工期や費用の再検証が求められ、国や自治体の対応が焦点だ。