監視ツール脆弱性突かれる 「駿河屋.JP」でカード情報3万件流出か
駿河屋は12月4日、8月発覚の改ざん被害を巡る詳細調査で、不正アクセスによりクレジットカード情報約3万件超が流出したおそれを公表。監視ツールの脆弱性を突かれ決済ページのJavaScriptが書き換えられ、利用者の不安が強まっている。利用者は確認が必要だ。
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駿河屋は12月4日、8月発覚の改ざん被害を巡る詳細調査で、不正アクセスによりクレジットカード情報約3万件超が流出したおそれを公表。監視ツールの脆弱性を突かれ決済ページのJavaScriptが書き換えられ、利用者の不安が強まっている。利用者は確認が必要だ。
韓国で自宅や職場の防犯カメラ約12万台が不正アクセスを受け、リビングやカラオケ、ピラティス、婦人科クリニックなど私的空間の映像が性的搾取用に加工され海外サイトで流出。警察は4人を逮捕し、見守りカメラの安全性が厳しく問われている。BBCなどが報じ、被害と利用者の不安が拡大している
ICLRの査読サイトが不正アクセスで論文著者や査読者の個人情報を露出、匿名査読の信頼が揺らぐ。一部で実名流出が確認され、運営の対応や不正対策、個人情報保護や再発防止、査読プロセスの透明性確保がAI研究コミュニティで求められている。早急な対応が必要だ。
プリンストン大学は2025年11月10日、寄付や同窓会を管理するアドバンスメント部門のデータベースに外部侵入があり約24時間不正アクセスが続き、氏名や連絡先など募金関連情報が流出したと発表。アイビーリーグを狙う攻撃の連鎖と名簿の脆弱性が浮上。
国立国会図書館は2025年11月11日、館内の新システム開発環境が不正アクセスを受けたと発表。影響は開発側に限定し既存サービスに異常はないが、サーバー構成情報や一部利用者情報が漏えいした可能性があると説明した。同館は原因究明と再発防止策を進め、関係機関と連携して対応している。
バンダイチャンネルは2025年11月7日、一部登録ユーザーが意図せず退会となる不具合や決済停止を受け、情報漏洩の可能性を否定できないとして全サービスを一時停止。公式ブログで順次対応状況と再開見通しを案内し、安全確保を最優先に対応中で、影響範囲の確認も進めている。
PPIHは2025年10月10日、伝票処理を委託していたアクリーティブで不正アクセスが発生し、グループの顧客情報が外部流出した可能性を公表。被害全容は調査中で、委託の連鎖が生むリスクが浮上している。個人情報の悪用や被害拡大が懸念され、第三者委員会の設置や顧客通知が課題だ。
Discordはカスタマーサポート委託先での不正アクセスにより約7万人分の個人情報流出の可能性を公表。年齢確認で提出された身分証画像が含まれる恐れがあり、第三者からの攻撃と金銭要求を受けた対応の経緯が明らかになりつつある。現在、調査と通知対応を進めている。