厚労省、70歳以上の3割負担拡大を議論、保険財政と暮らしの線引き問う
厚生労働省は社会保障審議会・医療保険部会で、高齢者の窓口負担見直しを含む制度改革を一段と深めた。70歳以上を3割負担とする対象拡大や所得基準、保険財政の持続性と暮らしに寄り添う世代内・世代間の公平の線引きが論点だ。低所得層の扱いや医療費総額への影響評価などが焦点となっている。
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厚生労働省は社会保障審議会・医療保険部会で、高齢者の窓口負担見直しを含む制度改革を一段と深めた。70歳以上を3割負担とする対象拡大や所得基準、保険財政の持続性と暮らしに寄り添う世代内・世代間の公平の線引きが論点だ。低所得層の扱いや医療費総額への影響評価などが焦点となっている。
上野厚生労働相は就任直後の10月21日、総理から労働時間規制の緩和検討を指示されたと明かした。働き方改革の5年後見直しで政府は「従業者の選択と健康」を軸に、長時間労働是正と柔軟な働き方導入の両立を図る方針を示し、企業の対応や労使協議の仕組み見直しも検討する。
深夜の産科病棟で産声が響く中、厚生労働省が発表した2024年人口動態統計(概数)で父母の国籍別出生が明らかに。少子化と労働力不足で、外国ルーツの子どもが増え、地域の育児支援や教育現場への影響も浮かび上がる。出生統計は今後の子育て政策や移民・共生の議論にも影響を与えそうだ。