木原稔官房長官が非核三原則堅持を明言、改定議論で基軸を先に固定
木原稔官房長官は12日、非核三原則を政策上の方針として堅持すると表明。安全保障関連3文書の改定議論が加速する中、政府は核に関する基軸を先に固定し、ロシアの日本人30人入国禁止に抗議、対露対応は国際社会と連携して進めるとし、改定の具体像は予断を控えると述べた。
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木原稔官房長官は12日、非核三原則を政策上の方針として堅持すると表明。安全保障関連3文書の改定議論が加速する中、政府は核に関する基軸を先に固定し、ロシアの日本人30人入国禁止に抗議、対露対応は国際社会と連携して進めるとし、改定の具体像は予断を控えると述べた。
ロシア外務省は対日制裁への報復として、日本の研究者や報道関係者ら30人のロシア入国を無期限で禁止すると発表。北村外務報道官や東大・小泉准教授らを含む初の高市政権下指定で、日露関係の緊張は続きそうだ。学術や報道の交流への影響も懸念される。今後も注目される。
ロシア外務省のザハロワ報道官は2025年10月30日、日露の平和条約協議再開は日本が「反ロシア」路線を放棄する場合に限ると表明。第二次世界大戦の終結と北方領土問題が焦点で、ロシア側は日露関係改善と領土交渉の前提条件を強調していると明言し、外交・安全保障の観点からも注目される。