仏独が共同新型戦闘機計画を棚上げ 指揮統制中心に再設計へ
ドイツとフランスは、将来戦闘航空システム(FCAS)での協力を新型戦闘機開発から指揮統制や情報共有、ドローン連携に絞り、当初想定の約1000億ユーロ規模の投資縮小を検討している。この方針転換は欧州防衛協力や産業界に影響を与え、計画の行方には国防や航空機産業の関心が集まっている。
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ドイツとフランスは、将来戦闘航空システム(FCAS)での協力を新型戦闘機開発から指揮統制や情報共有、ドローン連携に絞り、当初想定の約1000億ユーロ規模の投資縮小を検討している。この方針転換は欧州防衛協力や産業界に影響を与え、計画の行方には国防や航空機産業の関心が集まっている。
欧州委員会は、兵士や装備を大陸横断で迅速に移動させるための新たな軍事輸送システム構想を始動。国境を越える輸送を一元調整し、インフラや輸送手段の優先利用を想定、草案は近く公表され欧州防衛の実効性が問われる。ロシアの脅威や米国関与への不安が背景だ。