南シナ海衝突で応酬 放水巡り中比が主張対立
南シナ海のサビナ礁付近で12月12日、フィリピン沿岸警備隊が漁船への中国側放水で3人負傷、2隻損傷と発表。中国は15日に現場での対立をフィリピン側の仕掛けだと反論。医療や修理、操業の見通しが一気に揺らぎ、地域漁業の脆弱性が浮き彫りになった。国際問題化の懸念も指摘される。
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南シナ海のサビナ礁付近で12月12日、フィリピン沿岸警備隊が漁船への中国側放水で3人負傷、2隻損傷と発表。中国は15日に現場での対立をフィリピン側の仕掛けだと反論。医療や修理、操業の見通しが一気に揺らぎ、地域漁業の脆弱性が浮き彫りになった。国際問題化の懸念も指摘される。
中国外務省は東アジア海域での自国艦船大規模展開について具体の規模や目的を明言せず、海警局も含め「国内法と国際法に沿う」と述べた。しかし海運や漁業を支える周辺国の海域では漁業従事者の生活や船舶の安全への影響を懸念し、地域の不安と負担が増している。
2025年11月19日朝、中国政府が日本産水産物の輸入停止を外交ルートで通告。半月前に北海道産ホタテの対中輸出が再開した矢先で、沿岸の漁業者や加工業者は輸出停止による経済的影響と先行き不透明感に再び直面している。国内の流通や雇用への影響も懸念され、業界は対応策を模索している。
東海岸の港町に朝霧が残るなか、洋上風力を巡る政治的圧力が強まり、トランプ政権のケネディ氏がCDCに漁業と住民の健康影響の調査を指示したと複数関係者が明かした。公衆衛生の枠組みに政権の反風力運動が及び始め、専門家の反応と地元の波紋に注目が集まる。