国境越え詐欺に大規模摘発 中国・ミャンマー・タイが連携 952人送還
中国公安部はミャンマー東部ミャワディの特殊詐欺拠点で中国籍容疑者952人を拘束し、12月16〜19日に強制送還。15日の中緬泰合同摘発で摘発規模は拡大したが、被害額の全容解明や被害者保護、国際捜査の連携強化が今後の課題で、被害者支援の実効性検証も求められる。
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中国公安部はミャンマー東部ミャワディの特殊詐欺拠点で中国籍容疑者952人を拘束し、12月16〜19日に強制送還。15日の中緬泰合同摘発で摘発規模は拡大したが、被害額の全容解明や被害者保護、国際捜査の連携強化が今後の課題で、被害者支援の実効性検証も求められる。
自民党の治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会は12月23日、外国人犯罪やサイバー攻撃、特殊詐欺対策の緊急提言を高市首相に提出。捜査に不可欠な通訳を現場任せから警察庁で集約し、常備体制や研修、IT活用など具体的対策と迅速な連携や予算確保も求めた。
カンボジア南部シアヌークビルで12月11日、電話やSNSで公的機関を装い金銭をだまし取る特殊詐欺に関与した疑いで日本人16人が拘束され、在カンボジア日本大使館が12月16日に取材で拘束を認めた。捜査当局は組織的な犯行の可能性を調べており、邦人被害防止の注意喚起が出されている。
急増する特殊詐欺の入り口を断つため、警察庁は12月11日、国際番号や詐欺に使われた電話番号の着信制限などを条件に、民間のスマートフォン向け詐欺対策アプリを「推奨アプリ」として認定する制度を創設。事業者公募を始め、審査を経て年度内の認定開始を目指す。
ゆうちょ銀行は特殊詐欺抑止のため、SocioFutureや日本ATMと連携しAIでATM防犯カメラ映像を解析。2026年1月以降は通話しながらの操作を検知した場合、取引を中断する案も想定。生活者の行動変化やプライバシー懸念も課題だ。
福岡県警は12月8日、フィリピン拠点の犯罪組織「JPドラゴン」の日本人メンバー6人を、特殊詐欺絡みのニセ電話で高齢者からキャッシュカードをだまし取り現金を引き出した窃盗容疑で再逮捕した。組織的な詐欺関与が指摘され、各地で高齢者被害が広がる不安が続く。
ペナンで現地当局の通報を受け、日本人14人が特殊詐欺関与の疑いで拘束。観光地の一角が詐欺拠点の可能性があり、日本大使館・総領事館は被害状況や組織解明のため情報収集を急いでいる。東南アジアで同種事件が相次ぐ中で注目される。被害者救済や捜査連携の重要性も問われる。
警視庁国際犯罪対策課は2025年11月6日までに、無職の高橋宗正容疑者(40)ら7人を特殊詐欺や詐欺容疑で逮捕。関東で少なくとも500件に関与し、被害額は22億円超と推定。受け子29人の摘発に続き、逮捕状や押収品の分析を進め、資金の流れと指示系統の解明が一段と加速している。
東京の防犯カメラ映像と警視庁のリレー捜査で、留学生が「中国公安」を名乗る人物に脅され“誘拐されたふり”を強要され、両親から約3000万円が送金された疑いが浮上。警視庁は虚偽を見抜き、送金経路や国際的関与の有無を追及、特殊詐欺の新たな局面が問われている。
2025年10月18日、X上の日本語アカウントで「高収入の仕事あり」「募集担当も同時募集」「紹介費用も十分支給」といった複数投稿が流れ、連絡先はテレグラムへ誘導。海外拠点の特殊詐欺に人を巻き込む“入口”と重なる表現が散見され、求人・テレグラム誘導に注意が必要だ。
口座売買のブローカー集団が摘発され、男女7人が逮捕。スマホや通帳を使った銀行・暗号資産口座の横流し“道具屋”の実態を暴き、特殊詐欺の出口を封鎖した一撃。会見で押収品が示され、捜査は供給網の断裂と今後の対策論を呼んでいる。被害防止や金融機関の監視強化の必要性が指摘されている。
秋晴れの空が広がる姫路の街で、兵庫県警は2025年10月10日、特殊詐欺グループの拠点があるカンボジアへ大学生(23)を連れ出したとして、国外移送目的誘拐容疑でリクルーター6人を逮捕。海外拠点化と若者の囲い込みの実態解明が求められる。背景や組織の全容解明が急がれる。
長野県で電話による特殊詐欺の被害が急増。8月末の被害額は8億7746万円に達し昨年1年分に迫る。ビデオ通話で警察手帳や逮捕状を見せる「ニセ警察詐欺」が拡大し、固定電話やスマホ越しに静かな生活圏に入り込み不安を狙う手口が広がっている。県警は家族への声かけや通報を呼び掛けている。