兵庫県議選を巡る投稿問題、NHK党の立花氏を不起訴 神戸地検判断
神戸地検は2025年12月24日、兵庫県知事選を巡るSNS投稿などで奥谷県議への名誉毀損などの疑いで書類送検されていたNHK党・立花孝志党首を嫌疑不十分で不起訴処分とした。刑事手続きは止まったが、被害側には今後の対応や選挙での選択が残る。判断が注目される。
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神戸地検は2025年12月24日、兵庫県知事選を巡るSNS投稿などで奥谷県議への名誉毀損などの疑いで書類送検されていたNHK党・立花孝志党首を嫌疑不十分で不起訴処分とした。刑事手続きは止まったが、被害側には今後の対応や選挙での選択が残る。判断が注目される。
死亡した元兵庫県議へのデマ拡散で名誉毀損罪に問われる「NHKから国民を守る党」党首・立花孝志被告が、6月尼崎市議選の街頭演説で抗議した男性を警察が押さえ込み負傷させたとして11月28日付で書類送検。言論と暴力の境界が司法で問われる事案。波紋が広がっている。
東京地裁は11月28日、立花孝志氏(NHKから国民を守る党党首)に対し、NHK会長宅の警備費約139万円の賠償を命じた。受信料を巡る言動が公共放送の業務を妨げたと認定され、政治的パフォーマンスに伴う警備コストの負担問題が改めて焦点となっている。
2025年11月17日、国会内の会見場で斉藤健一郎参院議員は、立花孝志容疑者の逮捕後に続いた党の運営混乱の責任を取ると説明し「NHKから国民を守る党」を離党。これで同党は国会議員を失い、小規模組織を支えた唯一の議席が国会から姿を消した。今後の動向が注目される。
2025年11月14日、接見を終えた弁護士が方針転換。名誉毀損容疑で逮捕されたNHKから国民を守る党・立花孝志容疑者(58)は真実相当性を争わず謝罪と示談意向を示したが、竹内英明・元兵庫県議の遺族は示談を拒否。発信の責任が問われる局面に入った。
立花孝志容疑者の逮捕で伊東市長選の出馬会見が中止に。SNS発信を巡る名誉毀損疑惑と刑事手続が、選挙現場と表現の自由の線引きを問う事態に発展した。候補者側は会見再調整を余儀なくされ、司法手続と政治活動の自由の均衡や適用範囲が選挙運営上の課題に浮上した。
兵庫県警は2025年11月9日、NHKから国民を守る党代表・立花孝志容疑者を名誉毀損の疑いで逮捕。斎藤知事の疑惑を追及していた元県議・竹内英明さんに関する発信が発端で、SNS中傷と遺族の「自殺の一因」主張を受け、捜査当局は発言の意図や目的を詳しく調べる。
深夜の動画で、NHKから国民を守る党の立花孝志党首が静岡・伊東市長選への立候補意向を表明。田久保真紀前市長の失職で生じた空白に全国区の知名度を持つ立花氏が名乗りを上げた。告示は2025年12月7日、投開票14日、立花氏は10日に記者会見予定。
立花孝志率いるNHKから国民を守る党の立花党首は、斉藤健一郎参院議員の自民党・無所属の会への「会派入り」をYouTubeで発表。入党でなく、NHK受信料やスクランブル放送問題を前進させるため与党会派に接近すると述べ、国会内での影響力を強める狙いがにじんだ(2025年10月15日)。