“特大級”の影に終止符 農地を脅かしたヒグマ、ついにわなへ
2025年11月25日早朝、北海道苫前町の山あいに設置された箱わなで、体重約380kgとみられる雄のヒグマが猟友会により確認・捕獲された。夏ごろから町を揺らす巨大な足音が問題化しており、長期に及んだ捕獲対策の節目となった。猟友会が確認、周辺では警戒や被害対策が続く。
箱わな
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陸上自衛隊を派遣、クマ対策で輸送と後方支援し現場の人手不足を補う
箱わなが持ち上げられ、迷彩服姿の陸上自衛隊員が市職員や猟友会と並んでゆっくり動き出した。秋田県の緊急要望を受け、防衛省は2025年11月5日に人身被害拡大を受けたクマ対策支援で陸自を派遣。輸送など後方支援に踏み出した意義と現場の課題を報告する。
湯沢駅前クマ騒動、6日ぶり収束 わなで捕獲し静けさ戻る
駅前での張り詰めた見張りが続いた中、20日朝に男性を襲い民家へ侵入した熊が、25日未明に箱わなで捕獲された。市は緊急銃猟を見送りわなで収束を選択。住民は『やっと日常に戻れる』と胸をなで下ろし、都市近接の野生動物対応や再発防止の課題が残る。対策強化が求められる。
襲撃から2日、住宅にとどまるクマ 捕獲難航の秋田・湯沢
秋田県湯沢市中心部で住宅にとどまるクマ。10月20日早朝の襲撃で男性4人被害から2日、捕獲に至らない。市と猟友会は玄関先に箱わなを据え警戒、22日朝に警察が物音を確認したが確保できず、学校は送迎呼びかけや屋外活動の見直しが広がり市街地の不安が長引いている。
