ホワイトハウスで和平署名も東部紛争続く コンゴ・ルワンダ協議の実効性に疑問
コンゴ民主共和国とルワンダ両首脳が12月4日ホワイトハウスで米国仲介の和平協定に調印、重要鉱物や安全保障、資源協力などの協定にも署名し東部コンゴ紛争の終結を約束したが、同日も政府軍とルワンダ支援とされるM23の戦闘が続き、6月合意の履行は進んでいない。
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コンゴ民主共和国とルワンダ両首脳が12月4日ホワイトハウスで米国仲介の和平協定に調印、重要鉱物や安全保障、資源協力などの協定にも署名し東部コンゴ紛争の終結を約束したが、同日も政府軍とルワンダ支援とされるM23の戦闘が続き、6月合意の履行は進んでいない。
経産省がレアアースなど重要鉱物の供給網強化に着手。JOGMEC経由で鉱山開発・製錬に出資・助成を拡大し国家備蓄も増強。電気自動車や風力発電向けの安定供給や特定国依存の抑制で製造現場の納期不安をどれだけ緩和できるかが焦点だ。
ヨハネスブルク会場で各国が草案を行き交わせる中、米首脳席は空席。G20サミットに向けた文書は、スマホからミサイルまでの重要鉱物を一方的な輸出規制から守る新方針を打ち出し、名指しは避けたもののトランプ政権時の貿易戦争で導入された中国の大規模な輸出管理を念頭に置いた狙いが明白だった。
南アフリカのラマポーザ大統領とEUのフォンデアライエン委員長らが、ヨハネスブルクでG20開幕を前に重要鉱物の協力覚書に署名。電気自動車や風力発電向け資源の採掘・加工・利益配分をめぐる欧州とアフリカの連携が、現地の雇用創出や加工拠点整備、サプライチェーン透明化と共に進められる。
EUの産業戦略担当ステファヌ・セジュルネ上級副委員長はFTの19日インタビューで、重要鉱物(レアアースなど)の確保で米国の囲い込みを防ぐため、加盟国の需要を束ね調達・備蓄する中央機関設置を提案。防衛やクリーン技術を支える資源戦略強化を訴えた。
秋晴れの官邸前に黒塗りの車列が滑り込んだ2025年10月28日午前。訪日中のトランプ米大統領と日本側が、重要鉱物とレアアースの安定供給に向けた新たな協力枠組みに合意し、同日署名したとの情報が走った。実現すれば、電池や磁石など基盤産業の調達不安を和らげ、供給網の地図を塗り替える一歩となる。
薄曇りの空に政府専用機が到着、トランプ米大統領のアジア歴訪が本格化。随行スタッフが慌ただしく動く中、経済協定や重要鉱物での合意取り付け、供給網再設計をめぐる中国との駆け引きが焦点となる。経済安全保障や供給リスク軽減も重要課題だ。地域経済への影響も大きい。