日ロ地先沖合漁業で合意ならず、2026年漁獲枠が不透明に
鈴木憲和農相は閣議後会見で、日露の地先沖合漁業で2026年分の漁獲枠など合意に至らなかったと表明。マダラ漁を中心にEEZでの調整が難航し、今後の日露交渉や漁獲管理、操業ルールの見直しが焦点となる。
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鈴木憲和農相は閣議後会見で、日露の地先沖合漁業で2026年分の漁獲枠など合意に至らなかったと表明。マダラ漁を中心にEEZでの調整が難航し、今後の日露交渉や漁獲管理、操業ルールの見直しが焦点となる。
就任会見で資料をめくり「需要に応じた生産」を繰り返した鈴木憲和農林水産相が、10月末に26年産主食用米の生産量目安を711万トンと示し増産路線を明確化。石破前政権からわずか3か月での方針反転に現場の不安が広がり、農家と消費者の見通しを曇らせている。
農林水産省で方針転換の兆し。鈴木憲和農相は石破政権のコメ増産方針に「生産現場の戸惑い」を指摘し、コメ価格への直接関与を避け、需要に応じた生産や備蓄米の不足時対応に軸足を移す考えを示した。農家や流通業者の反応や今後の具体的措置に注目が集まる。市場動向にも波及しかねない。