地上攻撃示唆の裏で海へ 米国のベネズエラ原油“隔離”戦略
米ホワイトハウスは米軍に対し、少なくとも今後2カ月はベネズエラ産原油の「封鎖と呼ばない封鎖(quarantine)」運用を優先するよう命じた。トランプ政権は地上攻撃を示唆する一方、当面は海上での遮断が主戦場となる構図だと米当局者が明かし、麻薬組織を念頭に地上攻撃の可能性も指摘される。
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米ホワイトハウスは米軍に対し、少なくとも今後2カ月はベネズエラ産原油の「封鎖と呼ばない封鎖(quarantine)」運用を優先するよう命じた。トランプ政権は地上攻撃を示唆する一方、当面は海上での遮断が主戦場となる構図だと米当局者が明かし、麻薬組織を念頭に地上攻撃の可能性も指摘される。
トランプ米大統領は12月12日、大統領執務室で中南米の麻薬組織への軍事行動を海上から「地上」へ拡大する考えを示し、開始が近いと警告したが、具体的な時期や作戦地は明言しなかった。海上経由の流入を96%排除したと成果を強調し、安全保障政策の転換を示す発言となった。
トランプ大統領がベネズエラなどの麻薬組織に「近く地上での行動を始める」と宣言、カリブ海や東太平洋の密輸船攻撃から海上作戦が陸上へ拡大し、米軍主導の麻薬対策が国際的影響や住民被害、軍事コストの負担問題を問われている。誰が負担するのか、議会や同盟国の反応、国際法の問題も焦点だ。
カリブ海での火柱動画拡散後、ホワイトハウスは一段と険しくなり、トランプ大統領は麻薬組織を「武力紛争」と位置づけ米軍行動の法的根拠を強調。AFP入手の国防総省通知はベネズエラ沖の「麻薬運搬船」攻撃を正当化し、麻薬対策が国家安全保障の前線に押し出されている。
アルゼンチン首都圏で若い女性3人が拷問の末に命を奪われ、遺体がブエノスアイレス南部の住宅で発見された。一部がSNSで私的に流出したとされ、捜査は麻薬組織の報復を重視。街では「一人も減らすな」の声が広がり、性別に根ざす暴力と犯罪組織の残酷さが問われている。