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アルバニアの首都ティラナで2026年10月18日(現地時間)、反政府デモが6日目に入り、警察が放水や催涙ガスで参加者に対応した。AFPが報じた。大学の教育環境や高額な授業料、汚職への不満を背景に、デモ参加者はラマ首相の辞任を要求。首相は辞任を拒否している。19日も抗議活動は続き、警察との衝突が起きた。
教育環境への不満を背景に衝突が拡大
AFPによると、18日正午ごろ、数百人が教育省前に集まり、ラマ首相の辞任を求めた。大学の劣悪な環境や授業料の負担、汚職問題などに不満を抱く学生らが、政権への抗議を強めている。
集会が始まった教育省周辺では警察との緊張が高まり、衝突は市中心部の複数地点に広がった。現場のAFP記者は、一部のデモ参加者による投石や火炎瓶の使用、警察によるゴム弾や催涙ガスの使用を報告している。
今回の連続デモは13日に始まったが、アルバニアでは政府への不満を背景とした抗議活動が数カ月前から続いていた。
ラマ首相は辞任を拒否、欧州委員会も声明
DWによると、ラマ首相はFacebookでの演説で辞任を拒否し、抗議活動には外部勢力が関与していると主張した。ただし、関与の具体的な根拠は示していない。
首相は、抗議活動によって脅かされているのは政府ではなく、アルバニアのEU加盟を目指す進路だとの認識を示した。
欧州委員会は18日付の声明で、ティラナなどでの放火や政府機関への攻撃、財産の破壊を含む暴力を非難した。同時に、当局の対応は法令に従い、比例的でなければならないと強調。平和的な集会と表現の自由を尊重するよう求めた。
アナドル通信が20日に報じたところによると、19日も7日目の反政府デモが続き、警察は催涙ガスや放水で対応した。ラマ首相は辞任要求には応じず、デモ参加者に対する無条件の対話を改めて提案した。
