トランプ氏、フランスに国境閉鎖を要求 暴力行為を移民と関連付け、ルペン氏も称賛

トランプ氏、フランスに国境閉鎖を要求 暴力行為を移民と関連付け、ルペン氏も称賛

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トランプ大統領は2026年10月19日(現地時間)、フランスの抗議運動に伴う暴力行為を移民政策と結び付け、同国に国境閉鎖を要求した。アナドル通信が報じた。20日(現地時間)にはルペン氏をフランスの「保守派の代弁者」と評価したが、2027年のフランス大統領選での支持表明には踏み込まなかった。

抗議の要求と移民原因説に隔たり

フランスでは、教員不足や学校への資金不足を訴える生徒の抗議が、物価高や公共サービスへの不満を背景とする全国的な運動へと広がった。10月17日の大規模抗議では、一部で暴力や略奪が発生した。

マクロン大統領は18日の演説で暴力を非難する一方、正当な要求を持つ抗議参加者と、破壊や略奪に及んだ者を区別する必要があると述べた。

アナドル通信によると、トランプ氏は19日、トゥルース・ソーシャルに移民がフランスを支配しているとする主張を投稿し、速やかな国境閉鎖を要求した。その後、ホワイトハウスで記者団に対し、マクロン氏に移民政策の誤りを伝えたと説明した。

20日にもトランプ氏は、フランスの混乱を移民問題と結び付ける発言を続けた。ただし、移民が一連の抗議や暴力の主因であることを示す根拠は確認されていない。APのファクトチェックも、移民集団による暴力という主張を裏付ける十分な証拠は示されていないと指摘している。

フランス政府は一部都市や地区で夜間外出制限を導入した。対象や時間帯は地域によって異なる。ルコルニュ首相は20日、国民議会で、10月24日に予定される抗議行動に向けて大規模な警察部隊を配置する方針を表明した。

ルペン氏を称賛、選挙支持は明言せず

TAG24掲載のAFP配信記事によると、トランプ氏は20日、大統領執務室でルペン氏をフランスの「保守派の代弁者」と評した。

同日のホワイトハウス記者団のプール報告では、ルペン氏を支持するかと問われたトランプ氏は、個人的には知らないものの、不当に扱われたと思うと回答した。2027年の大統領選に向けた明確な支持表明はなかった。

トランプ氏は19日にカンザス州で開いた集会でもフランスの混乱に言及し、米国で民主党が勝利した場合の状況と結び付けて警告した。一連の発言は、11月の米中間選挙を控えた時期に行われている。

参考・出典

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