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韓国外務省によると、朴潤柱外務第一次官は2026年9月28日(韓国時間)、ウクライナのアンドリー・ベシキン代理大使を呼び出し、北朝鮮兵捕虜2人の韓国移送の公表と、非公表合意を否定するウクライナ側の説明に強い遺憾を表明した。韓国側は公式な説明と謝罪、再発防止を求めた。
非公表の合意をめぐり食い違う説明
ゼレンスキー大統領は9月23日(米東部時間)、ニューヨークでの国連総会一般討論演説で、ウクライナ軍が捕虜とした北朝鮮兵2人を韓国に送ったと公表した。2人はロシア軍を支援するため派遣され、2025年1月にロシア西部クルスク州で捕虜となった。韓国外務省は、移送を対外的に公表しない明確な二国間合意があったとの立場を示している。
韓国大統領府は、捕虜本人や家族の安全、外交・安全保障上の問題を考慮して非公表に合意したと説明した。また、当初はウクライナ側が、捕虜交換の機会を手放したとの国内批判を懸念して非公表を求めたとしている。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領のコミュニケーション顧問ドミトロ・リトビン氏は25日、非公表の合意はなかったと否定したとウクライナ・プラウダが伝えた。
韓国大統領府は27日(韓国時間)に公式な説明と謝罪を要求した。翌28日の代理大使呼び出しで、朴氏はウクライナ側による合意否定にも抗議し、再発防止を求めた。韓国外務省によると、ベシキン代理大使は韓国側の立場を本国へ正確に報告すると述べた。9月29日午前(日本時間)時点で、ウクライナ政府による公式な謝罪は確認されていない。
