茨城県牛久市牛久沼で新種ウシクウイルス発見、ヴェルムアメーバ細胞が約2倍に肥大

新種巨大ウイルス「ウシクウイルス」発見 茨城・牛久沼、細胞肥大化も

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茨城県の牛久沼で、新種の巨大ウイルス「ウシクウイルス」が見つかった。感染すると宿主のヴェルムアメーバの細胞が約2倍に肥大化するなど、既知の近縁種とは異なる挙動が確認され、巨大ウイルス研究の空白を埋める発見として注目される。

宿主を「大きくする」異例の細胞変化 国内チームが淡水域から単離

東京理科大学と自然科学研究機構の生命創成探究センター(ExCELLS)、生理学研究所の研究チームが、牛久沼の試料からウシクウイルスを単離したと生理学研究所が2026年1月7日に発表した。巨大ウイルスはアメーバなど単細胞生物を宿主にする例が多いが、同ウイルスはヴェルムアメーバに感染し、細胞の肥大化という特徴的な細胞変性効果を示すという。

形態変化は「感染=細胞破壊」という単純な図式では捉えにくい相互作用を示唆する。宿主側の細胞周期や細胞骨格、膜構造の制御がどこまでウイルスに乗っ取られるのかを、実験的に追える材料が増えた意義は大きい。

カプシド表面の新奇構造 細胞核形成を巡る仮説にも接点

論文(Journal of Virology、2025年11月24日オンライン掲載)では、ウシクウイルスがclandestinovirusに近縁で、カプシド表面に「キャップ状」の突起を含む独自の構造を持つこと、ゲノムが約66.7万塩基対規模で多数の遺伝子を持つことなどが報告された。加えて、感染過程で宿主の核膜に影響する所見も示され、ウイルス粒子の形と細胞内イベントが結びついている可能性が浮上した。

近年は、巨大ウイルスの関与を手がかりに真核生物、とりわけ「細胞核」の起源を考える学説(いわゆる細胞核ウイルス起源説など)も議論されている。ただし仮説の段階であり、今回の発見は結論を直接示すものではない。とはいえ、核と相互作用し得る近縁群の多様性が増えたことで、進化史の検証を“推測”から“比較可能なデータ”へ近づける効果は期待できる。

参考・出典

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