近畿大学水産研究所、富山県射水市でノドグロ完全養殖を世界初達成

世界初!近大がノドグロ完全養殖を達成、陸上施設で循環

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深海の高級魚ノドグロを人工的に増やす道が開けた。近畿大学水産研究所は2月5日、富山県射水市の富山実験場で、陸上施設で採卵して人工授精・ふ化させた魚を親魚まで育て、その親から再び稚魚を得る「完全養殖」を世界で初めて達成したと発表した。

完全養殖サイクル確立 採卵から親魚・稚魚まで

完全養殖は、天然の稚魚や親魚に頼らず、飼育下で世代をつないで種苗(稚魚)を得る技術だ。資源変動の影響を受けやすい魚ほど、安定供給や資源管理の観点で意味が大きい。

学校法人近畿大学の発表では、人工種苗から育てた親魚から仔魚を得た。2月5日時点で稚魚の飼育期間は122日だという。日刊スポーツ(共同通信配信)によると、昨年10月に3歳の雌から約36万粒の卵を採取して人工授精し、約4万匹がふ化した。2月3日時点で約7200匹を飼育している。

取り組みは長い。Impress Watchによると、富山実験場は2015年に飼育研究を始め、2016年10月に人工ふ化へ到達した。近畿大学のニュースリリースでは、その後も飼育方法を改良し、2022年に約1万尾、2023年に3万尾以上の種苗生産に成功していた。

次の焦点 飼育安定と量産化

課題は「育つ条件」を崩さないことだ。テレビ朝日系ニュースは、ノドグロが水深200メートル前後にすむ深海魚で、音や光に敏感な点などが養殖の難しさにつながると伝える。近畿大学側は、飼育環境や飼料・給餌、病気対策まで含めて技術を整え、安定化を進める方針だ。

商業化も視野に入る。日刊スポーツ(共同通信配信)によれば、近畿大学は2030年をめどに、得られた稚魚を養殖業者へ販売する展開を目指す。完全養殖の達成はゴールではなく、歩留まりとコストを現実の水準へ近づける段階に入った。

完全養殖の価値は、単に珍しい魚を育てる点にとどまらない。漁獲量や相場の波に左右されやすい高級魚を、計画生産へ寄せていく一手となる。今後は生残率の底上げと品質の均一化が勝負所であり、技術が社会実装できるかが問われている。

参考・出典

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