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家庭用ゲーム機とPCの境界が、次の世代でいよいよ溶けるのか。2月6日に、次世代Xboxが「ゲーム機風のフルスクリーンUIで起動するXboxモード」と「フルスペックのWindows 11」を併せ持ち、SteamやEpic Gamesストアのタイトルも動かせる可能性があるとの観測が広がった。もっとも現時点で公式発表はなく、複数の断片的な動きをもとにした観測の域を出ていない。
Windows 11搭載説 Steam/Epic動作の観測
観測を後押しした材料の一つが、Epic Gamesストア側の発言だ。Epic Gamesストア責任者が「新しいXboxハードウェア」に参入し、発売日から対応する意向を語ったとGame*Sparkが報じた。Microsoft側も、方針が変わらない限り歓迎するとの説明があったという。
また、次世代XboxにSteamなどPCストアが載る可能性については、MicrosoftがValveを含む関係各社と話し合っていると、Pure Xboxが報じている。Windows Centralのジェズ・コーデン氏は、次のXboxが「本質的にはPCで、テレビ向けの殻をかぶる」という趣旨の見立ても口にしたと、Power Up Gamingが伝えた。
発売時期は依然未確定だが、AMDのリサ・スーCEOが決算説明の場で次世代Xbox向け半カスタムチップの進捗に触れ、2027年投入が意識されているとPC Gamerが報じた。ハードのタイムラインが見えれば、OSやストアの設計思想も現実味を帯びる。
Xboxフルスクリーン体験 “Xboxモード”の実像
「Xboxモード」そのものに近い要素は、すでにWindows 11側で形になり始めている。Microsoftは11月21日、Windows 11向けの「Xbox full screen experience」をInsider向けに案内し、コントローラー操作を前提にしたUIで起動し、他ストアを含むゲームライブラリへアクセスできるとしているとXbox Wireが伝えた。
Windows Insider Blogでも同日、Insider向けの段階的提供や、タスク切り替え、デスクトップへ戻る導線など具体像を説明した。重要なのは、Windowsを捨てて専用OSに戻るのではなく、Windowsの上に“ゲーム機としての入口”を被せる発想が前面に出た点だ。これを据え置き機に持ち込むなら、互換性・不正対策・サポート責任の線引き、そしてストア手数料の設計が避けて通れない論点になる。
次世代Xboxが仮にWindows 11を中核に据えるなら、狙いは「ゲーム機の簡便さ」と「PCの選択肢」を同居させることにある。だが、ストアを開けば開くほど、体験の品質管理と収益配分は難しくなる。どこまで“PCの自由”を入れ、どこで“コンソールの一体感”を守るかが最大の焦点となる。
参考・出典
- Epic Games、次世代Xboxに「初日」から参入―マイクロソフトがEpic Games ストアの展開を歓迎? | Game*Spark – 国内・海外ゲーム情報サイト
- Starting today, Full Screen Experience for Windows 11 PCs is available for Xbox Insiders! – Xbox Wire
- Full screen experience expands to more Windows 11 PC form factors for Windows Insiders | Windows Insider Blog
- Xbox Reportedly Been ‘In Talks’ Over Putting Steam On Next Console | Pure Xbox
- AMD CEO suggests next-gen Xbox will launch in 2027—the premium console’s chip is ‘progressing well’ | PC Gamer
